2020-06-04
打ち上げビジネスから、一気に衛星アプリケーションに展開し、更には月面基地や火星移民を目指している(とされている?)。
ベラボーめ・・・。
宇宙植民の開発に要する金を稼ぐには、大陸間弾道飛行で航空機の長距離需要に食い込む腹だが、このご時世、新型コロナ後にどれ程の需要が出るかが問題かもな。
まあ、どうでもいいんですが。
アポロ計画の中で、サターン5型ロケットの開発が、同様のクイックデベロップメントだったという記述もあるが、単に、各段独立した開発と試験を行う従来の手法ではなく、開発期間短縮のために同時開発同時試験をしただけではないのか(調査中)。
壊していいぞ、という話じゃないような気がするがな。
「交換用の地上設備を迅速に完成させることができれば、おそらく6月末までになるでしょう。スターシップSN5がそのホップデビューを生き延びた場合、最終的にはノーズコーン、フラップ、および2つの追加のラプターエンジンでアップグレードされ、超音速スカイダイバースタイルの再突入および着陸テストでキャップされた劇的な20 km(〓12 mi)の飛行を実行できます。」(テスララティの記事より)
タラレバの話ではあるが、ブースター(第1段目)であるスーパーヘビーについての記述もある。
「最初の完全に遮熱された宇宙船と最初の1つまたはいくつかのスーパーヘビーブースタープロトタイプの始まりが、今後数か月以内にサウステキサスに登場し始める」
スーパーヘビーは、文字通りファルコン9の1段目を太くしただけだからな(そうなのかあ?)。
37基に及ぶ多数のエンジン制御と長距離のブーストバック(このサイズを洋上キャッチするタンカーサイズのドローン船は想定されていない?)以外には、ボトルネックになりそうな話はない。
ひょっとしたら、地球1周してから着陸させる気かも知れないな(未確認:長征5Bの一段目は、数周回ったからな)。
まあいい。
宇宙ロケットは難しい。
カーマンラインを超える高度まで打ち上げるサウンドロケットさえ、何度も失敗しながらの開発になるし、軌道速度に加速して衛星を放出するという打ち上げロケットともなれば、その開発は至難の業だ。
その先には、静止軌道衛星、惑星探査や有人宇宙飛行というハードルもある。
人類史上、有人軌道ロケットを開発したのはソ連、米国、中国の3か国だけ(インドは鋭意開発中と言われている)。
スターシップは、それらを纏めて飛び越えて、完全再使用という人類未踏の領域に挑戦している。
果たして、そんなことが可能なのかどうか。
たった一つ、明らかになっていることがある。
壊してみなきゃ、分からんだろう?。
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