再稼動!?
(大飯原発 運転再開必要と判断)
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(大飯発電所)
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フィリピンのセブに行っていた時、たまたま停電にぶつかった。もう慣れっこになっていて誰もあわてたりしない。電気が使えるのはラッキー!くらいの感じか?(それほどでもない)。
福島の事故で、日本の原発はもう終わりになるのかと思っていたら、再稼動の話が出ている。
「厳しい電力需給に対応するため」と報じられているが、いかがなものか。
(大飯発電所3、4号機における更なる安全性・信頼性向上のための対策の実施計画(概要))
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平成27年度になると、「世界最高水準の安全性を達成」するらしい(それまでは、何なんだ?)。防波堤のかさ上げと免震事務棟ができるまでは、福島以下の安全性なのではないか(津波が来て電源喪失しても、誰も対応できないじゃん!)。
それまで待ってから再稼動を判断しても遅くはないのではないか。それまでには、福島の教訓もまとまるだろうし、追加の措置が出てくる可能性もある。
全部で471万kWの定格電気出力というのは、日本で2番目になる(柏崎刈羽原子力発電所:821万2千キロワット(世界最大)、福島第一原子力発電所:469.6万kW(ほぼ同規模))
ここが動くかどうかは、ちょっと象徴的な意味すらある。
国が意見を聞く対象にも問題がある。せめて、関西電力が電気を供給している範囲の「全て」の自治体の意見を聞く必要があるのではないか。
電気の利便性を取るか、原発を止めるか。企業は外国に逃げていくことができるだろうが、住民はおいそれと国外脱出はできないだろう。
福島だって、まだ終わっちゃいない。
(福島第一原子力発電所の不測事態シナリオの素描:誰かが「なかったことに」しようと言った資料)
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(プールでクレーン発見 3号機、爆発で落下か:後段の記述に着目)
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どうも、使用済み核燃料というのが曲者で、4号機の格納プールというのは地震で傾いていて、補強工事は行ったものの、再び大きな余震や津波が来れば水が漏れ出して燃料がむき出しになり、とんでもない量の放射性物質が空気中にばらまかれるらしい。
そんでもって、この4号機の格納プールの冷却系が頼りないときているわけだ。
やれやれ、内憂外患だなあ。
(この項、続く)
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