DNAとXNA
長年にわたり、遺伝子工学の進歩に着目し続けてきたが(なーに、たまにニュースが出ると読んでただけだが)、とうとう、とんでもないことになった!。
(“進化”も可能、人工DNAを合成)
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この記事を書いているライターや、ひょっとすると研究者本人も気づいていないのかもしれないが(あるいは、気づいていないフリ?)、全く異なるタイプの生命をデザインすることが可能になるかもしれない。
現在の地球上の生命がDNAやRNAといった分子を選択して遺伝を行うようになったのは、たぶん、それが環境との折り合いの中で最適な選択だったからだと思われる。
だから、生命の初期(というか、生命以前の分子進化過程)においては、様々な選択肢があったと思われる。その辺りの研究の素材としての意義については、記事の中でも触れられている。
少なくとも、地球という惑星には、DNAなどの系が適していたようだ(結果論ですが)。
しかし、異なる環境では異なる系が最適であるかもしれない。また、結果的にDNAが選択されたことは、単なる偶然で、ひょっとするとXNAの方が、環境適応力が高かったりするかも知れない(そうでないことを願うのみだが)。
未知の生命体が合成されて、我々を含めたDNA生物は駆逐されてしまうかもしれないというSFめいた妄想を抱いてしまったりして。
その高等進化した新生命体の作った野球チームの名前がXNAだったりするのかあ?。
ちなみに、XNAはマイクロソフトという会社が提供するゲームプログラミングの開発環境のことでもある。GNUの真似をして再帰的なネーミングをしているところは、真似っこマイクロソフトのやりそうなことだ。
(Microsoft XNA)
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