聴こえない音
2012-09-30


禺画像]
聴こえない音


犬笛というのがある。

(犬笛)
[URL]

人間の耳には聞こえない音を出す笛、とばかり思っていた。聴こえる音も出せるんですねえ。

最近(数年前?)の話題で、モスキート音という、高周波の音の利用がある。17kHz以上の周波数の音が、ある年齢以上になると可聴帯域からはずれて、聴こえなくなるからだという。

(大人には聞こえない音・モスキート音、年齢別テスト、どこまで聴こえるか?mp3着メロも)
[URL]

8000Hz(8kHz)・・・全年代が聴き取れるとされる周波数
10000Hz(10kHz)・・・51歳 〜 60歳位
12000Hz(12kHz)・・・41歳 〜 50歳位
14000Hz(14kHz)・・・41歳 〜 50歳位
15000Hz(15kHz)・・・31歳 〜 40歳位
16000Hz(16kHz)・・・25歳 〜 30歳位
17000Hz(17kHz)・・・18歳 〜 24歳位
18000Hz(18kHz)・・・18歳 〜 24歳位
19000Hz(19kHz)・・・13歳 〜 17歳位
20000Hz(20kHz)・・・13歳 〜 17歳位

と書いてある。出典が不明なので、当てにはできないが、いろいろなページで試してみた。

12kHzは必ず聴こえるが、14kHzは聴こえたり聴こえなかったりする。15kHz以上は、確かに全く聴こえなかった(スピーカーは、ボーズ製です)。

まあ、歳相応というところか。

(「大人には聞こえない着信音」が本当に聞こえないかを確かめるフラッシュ その1:このページで試しました)
[URL]

公園などでたむろするガキドモ(失礼!、お子様方)を、追っ払うのに使っているのだという。

逆に、オトナに聴かれないケイタイの着信音に使われたりもしているようだ。

両刃の剣というところか。

物理的に、あるいは神経生理的に聞こえない音というのは確かにある。

しかし、もっと高次の、心理的に聞こえない音というのもある。また、逆に、ないはずの音を聴いてしまうこともあるらしい。

(音響心理学:背景:後段のノイズとモールス信号の話)
[URL]

馬耳東風、馬の耳に念仏(ちょっと、違うか・・・)、右の耳から左の耳へ抜ける、などの「都合の悪いことは聞こえない」(聞かないふりをする)なんてのもある。これは、聞こえているんだから、たちが悪い。

年齢と聴覚については、音量そのものが小さく聞こえるというのもある。いわゆる難聴になってくる。

(難聴)
[URL]

(老人性難聴)
[URL]

音響機器のTOAのページにも、聞こえない音が載っている。

(聞こえない音からの影響)
[URL]

この会社の拡声器が3億円事件で使われたとは、知らなかった。

昭和の怪事件だが、警察官になりすまして現金を掠め取るというスマートな犯罪でもある(もちろん、肯定しているわけではない)。

警察といえば、機動警察パトレイバーというアニメがあって、映画版が3回ほど作成された。第1回の映画のセリフを収めた奇特な方がいて、公開されているので引用する。

(機動警察パトレイバー/全台詞)
[URL]

タイムコード「0:38.52」のセリフの後段に、次のくだりがある(ページの中ほどです。人物記載は、私)。

「泉野明(いずみのあ:以下、野明):見て見て。アルフォンスそっくり

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