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レン・シュポルトの記事で、991ポルシェはスーパーカーか?、というのがあった。
(レンシュポルト Vol. 19:巻頭のコラムなので、目次には出ていません)
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こんな議論が行われているのは、日本だけだろう。930ターボがスーパーカーだった国である。
(ポルシェ・911:2代目 930型(1974年-1989年))
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991型になって、GTカーの色濃いクルマになり、スポーツカーとしての位置づけがシフトしてきた感があるが、オーナーとなる方は、あくまでスポーツカーとして、走りを楽しむために購入するという。
実測で300km出てしまうスポーツカーって、考えてみればスゴイことだ。しかし、ワタクシはカレラGTですら、スーパーカーではないと考えている。
オジサンの頭の中では、「マクラーレンF1」だけが真のスーパーカーであると、今でも信じて疑わない。P1が作られても、考えは変わらない。
スーパーカーという名に相応しいのは、「時代を超越したクルマ」、つまり、技術、性能、カーコンセプトなど、その時代のクルマの価値を凌駕する高みにあったかどうかが問われるのだ。
その意味では、ヴェイロンでさえ、疑わしい。
航空機の離陸速度を超える走行速度、コンピューターの助けなしには、まともな走行すらできない巨大なパワー。
そんな、乗り物を、公道で自由に走らせて楽しむ時代は終わろうとしている。
ひょっとしたら、もう二度と真のスーパーカーが作られることはないのかの知れない。
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