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東京モーターショー(その51)グルノーブル
トヨタのアイロードが、フランスのグルノーブルに導入される件については既に触れた。
(東京モーターショー(その2)アイロード)
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公共交通機関と、パーソナルモビリティを結合して、新たな交通システムを構築しようという稀有壮大な構想である(そして、概ね失敗に終わる・・・?)。
(グルノーブル)
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人口15万人余りの、つまらん町だ(失礼!)。
スタンダールの故郷であること以外に、浮沈子の関心はない(サッカーも、オリンピックも)。
(Grenoble:フランス語)
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(グルノーブルへの旅〜〜街の趣:非常に参考になりました)
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(VISITEURS DU CENTRE VILLE:市内中心部への訪問者)
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市の中心部は、車両の乗り入れが制限されているようだ。
トラムと呼ばれる路面電車(と自転車)が、足になっている。
トヨタのページには、交通システムの実験について書かれた記事があった。
(仏グルノーブル市、グルノーブル都市圏共同体、シテ・リブ社、フランス電力公社、及びトヨタ自動車は、都市内の近距離移動に適した超小型EVカーシェアリングの実証実験開始を公表)
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「トヨタは、最終目的地と公共交通の最寄駅との間の数キロ程度、いわゆるラストマイルの移動ニーズに対応する都市内近距離移動に適した超小型EV(約70台)を提供」とある。
(L'AUTO-PARTAGE DE VEHICULES ELECTRIQUES URBAINS BIENTOT A GRENOBLE:グルノーブル市のページ)
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「最初の/最後のキロメーター」を「第一の/ラストマイル」と訳してしまうグーグル自動翻訳は、いかがなものか。
フランス人がマイルを使うなんて、考えられん!。
まあ、どうでもいいんですが。
日本でも、市街地の中心部への車両乗り入れ規制を導入している都市があるのだろうか。
常識的には、そんなことをすれば、都市機能が麻痺してしまうと思うのだが。
特に、貨物の配送や、タクシーなどは、入れないわけには行かない。
パトカー、救急車、消防車などの緊急車両の通行も規制できまい。
そもそも、住民が自動車を所有することについての合意も必要だ。
彼らは、どうしているのだろうか。
町の周囲の駐車場まで、車を取りに行っているのだろうか。
自転車が足代わりというが、雨の日や雪の日もあるだろうし、高齢者の移動も考えなければならない。
我が国でも、スクールゾーンや、買い物道路、歩行者天国など、時間帯による交通規制や、バス専用・優先レーンなどのパーシャルな規制は導入されているが、恒久的なエリア規制というのは聞かない。
トヨタが参画するグルノーブルの実験は、2014年から3年間とされている。
アイロードが、受け入れられ、活用されて、市民の利便性が向上するのか、こんなもんは、使い物にならん!、と、放置されてしまうのか。
浮沈子は、規制エリア内での電気自動車の解禁をしたほうがいいような気がするんだが・・・。
まあ、そんときゃ、日産か、三菱とでも組んでもらうんですな。
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