ドライ
ドライスーツのドライは、乾いた、乾燥したという意味だが、そのほかにもアルコール度数が高い時にも使うようだ。
(ドライビール)
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007が愛飲したのは、ドライマティーニ。
(マティーニ)
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「007シリーズでジェームズ・ボンドが「Vodka Martini. Shaken, not stirred.(ウォッカマティーニを。ステアせずにシェィクで)」という台詞を決めるシーンがある。本来、ジンでつくるマティーニをウォッカで、おまけにシェイクして出せという意表を突いた台詞が受け流行となり、これは007シリーズの定番になった。」
まあ、どうでもいいんですが。
大井町のプールで、あつらえたドライスーツの講習を受ける。
ご一緒した方も、初めてのドライだ。
水中で、結構締め付けられる。
胸のボタンを押して給気すると、8キロのウエイトを付けていても、簡単に浮き出す。
で、左肩の排気バルブを押して、肘を曲げたり伸ばしたりしながら排気する。
途中から、右手に付けたバルブをオートにして排気する。
これはラクチンである。
吹き上げの対処は、やはり水底目掛けてヘッドファーストで潜り、反転して立ち上がって排気するというもの。
ミソなのは、一度でダメなら、二度三度と繰り返すこと。
ははあ、なるほどね。
敏感に吹き上げを察知して、早めに対処するのがコツ。
そして、そもそも、そういうことにならないように、足の方に空気を送らないこと。
今日は、アンクルウエイトを付け、BCにもポケットにウエイトを入れ、万全の態勢で望んだ。
9kgのウエイトである。
重いなあ・・・。
海では10kgになってしまう。
タンクがメタリコンでも8kgに出来るかどうか。
まあいい。
水中では、いろいろ試して動き回ってみた。
浮力のコントロールは、思ったより簡単で、浮きそうになったら、右手のバルブを高く掲げて排気すればおしまい。
出しすぎたら、胸の給気バルブから入れればいい。
面白がって遊んでいたら、あっという間にエアが少なくなった。
ウエイトをしっかり重めにつけるのが大切である。
浮上の時には、エアがどうしても残って浮き気味になるし、タンクは軽くなっているのでウエイトが軽いと沈んでいられなくなってしまう。
浮沈子の場合は、インナーにもよるが、10kgが目安である。
浅いところの浮力調整は、ドライスーツだけで十分だ。
深いところ行って、足りないところをBCで補う感じか。
細かいノウハウがいろいろあって、実践的な講習だった。
早速、海潜りで試してみたくなる(ヒッヒッヒ!)。
今週後半の富戸を予約し、器材を大井町から送ってもらう手はずを整える。
最近、我が家には戻ってこなくなった・・・。
大井町と富戸を行ったり来たりしている。
これで、CCRが届いたら、どうなっちまうんだろうか。
既にスキューバプロのスタッフからは、「富戸の住人」扱いをされている。
まあ、そういうお客さんの乗せ方というのもあるわけで、富戸の見送りの挨拶は、「行ってらっしゃーい!」であるが。
提出した水中マップについても、修正の指摘を頂く。
どうやら、エントリー口界隈に拘りがあるらしい。
ドライスーツの講習を受けながら、その辺りのデータ取りをするとしよう。
富戸温泉の回数券もあるし・・・。
ドライスーツでは、温泉丸の有難味も半分程度になってしまう。
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