2015-08-31
ブートキャンプ
昨日、IEを実施するIOPでの本番環境で、柏崎さんの主催する最終チェック、いわく、IEブートキャンプが行われた(IDC最終実習)。
受講生は、浮沈子を含めて2名。
アシスト1名を加えて、4名。
海洋1本目は、ダイブマスターコースのガイドトレーニングの方1名を加えて、総勢5名で始まった。
海はうねりがややある程度で、エントリーにも問題はない。
風邪気味で耳抜きが心配だったのと、BCの排気バルブがやや不安だったが、両方とも問題はなかった。
水中は、浅場はうねりの影響で1mくらいゆすられるが、1本目のスキルを終わって、ガイトレの練習で水中ポスト辺りまで行けば、透視度バツグン(20m位?)、水温も暖かく、5mmウエットで快適そのもの!。
あーあ、今日がファンダイブだったら、楽しいだろうなあ・・・。
魚の群れも多く、勝手に好きな方向へ行ってしまうゲスト(まあ、演技じゃねえな)を、ガイド役の方が、シープドッグ(羊飼いの番犬)よろしく纏めるのに苦労していた。
ガイトレかあ・・・。
懐かしいな(ほぼ、1年前)。
グループ管理の難しさ、ブリーフィングの重要さ、トラブルの芽を摘み、悪い循環を起こさないように、常に気配りしなければならない。
さらには、お客さんを楽しませなければならないし・・・。
そして、海洋2本目は、ダイブマスター候補生(無事、合格!:おめでとうございます!)をお送りして、残る4人で、トラブル出し放題(!)で海プレとレスキュースキルを行う。
何と、海況が荒れてきて、うねりまくり・・・。
浅い水中で波酔いになってしまって、気持ち悪くなってきた(浮沈子のお題では、基準違反をやっちまった!)。
レスキュースキルは、うねりのないところでやろうと移動したのだが(送り出し辺り)、逆に白波が砕けて水中は水深2mくらいまで、泡で真っ白・・・。
しかたなく、1m位のうねりが来ているブイの辺りで、本物のレスキューさながらのスキルチェック!。
まあ、ここで出来れば、何があっても問題はないだろう。
おまけに、雨まで降ってきやがった・・・。
なんとか、無事にエキジットできただけでもよしとしなければならない。
うねる海面で、器材脱着を2回も行うというのもいい経験だ。
夕方からは、海水を張ったプール(浅い方)で、スキルチェック。
この深度だと、ウエイトがもう1kgあった方がやりやすい感じだが、逆に水平のキンスイスキルがやりにくくなるかもしれないな。
水中ウエイト脱着は、回転スキルでない方がいいなど、細かいアドバイスをもらう。
キンスイは、初めは息が続かず、都合4回(!!!!)もやって、排気の塩梅を確認する(不思議に、だんだんと出来るようになってくる)。
それでも、息切れ状態で浮上して、オーラルでBCに給気するのは地獄だ。
しかも、浮上した地点から移動することなく、その場で給気を完了しなければならない。
1時間近く、ほぼぶっ通しでスキルを繰り返す。
終わった後は、ヘロヘロである・・・。
かくして、IE前の最終チェックは終わり、富戸へ戻って、クラブハウスで基準エグザムの疑問点を確認したり、必要書類を受け取ったりして無事にIDCが終了した(やれやれ)。
後は、本番だな。
「是非、一生に1度のIEを楽しんでください!」と餞(はなむけ)のお言葉を頂く。
まあ、1度で終わればね・・・。
2度(!!)、3度(!!!)と楽しむことができれば、それもまた、いいのかもしれないが、このブートキャンプは、1度で沢山だな。
波酔いで、海洋2本目の後、少しもどしてしまった。
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