2016-01-11
販売
器材屋さんから見たら、売れない器材というのは、置きたくないし、扱いたくもない。
手間ばかりかかって、手離れが悪く、後引いて、その面倒を見るためのコストも取れそうもないということになれば尚更だ。
消耗品や定期メンテで稼げればいいが、それにも限界はある。
そもそも、そんなに需要が見込めないということならば、ちょっと様子見をしたくなるのは無理もない・・・。
もちろん、ネタは割れてるな。
CCRって、器材屋さんから見れば、そういう器材だ。
プロが選ぶ、プロ向けの器材で、高くても、それなりの性能があり、出る数は少なくても一定の需要が見込めるというなら、まあ、扱ってもいい。
そのCCRでの儲けはトントンでも、そういうコアなお客さんが固定客になれば、周辺の器材や、新たに仕入れた先進の器材に関心を示して、そっちで儲けることができるかもしれないしな。
しかし、アマチュアベースで数をこなさなければならない器材は、数が出なければ話にならないし、客としても手間ばかり掛かって商売にはならない。
リスクを減らすには、少し違ったビジネスモデルが必要だ。
浮沈子が考えているのは、レンタルCCRなんだがな。
長期にリースするというのもある。
リスクを分担してくれるパートナーがいれば、ややっこしい話は、そっちで吸収してもらって、仕入れと販売だけ考えていればいい。
数もまとまるし、最終消費者が持ち込む、わけのわからないクレーム(ああ、何となく想像はできるな)や、関わりたくない事故のケース(皆無というわけではないだろう)を避けることができる。
メーカーとのやり取りも引き受けてもらえれば、純粋に仕入れと販売のリスク、手配、運送関係などに専念できる。
高額商品なので、基本的に実入りはいいのだ。
面倒が付いてくるというのが煩わしい。
どっかが、レンタルとかリースとかの方法で、それらのリスクを取ってくれれば、気軽に使用することができる器材になる。
浮沈子は、まだトレーニング中の身なので、自分の好きな時に好きなだけCCRで潜れるわけではない。
もちろん、酸素とディリュエントを手に入れて、CCRを受け入れてくれるサービスに行けば、潜ることは出来る。
でもさ、誰と行くかっていうレベルの問題にもなる。
それ程、周りでCCRダイバーって少ない。
ヘリウム吸えるようになれば、たぶん、もっと少なくなるだろう。
サイドマウントだって、月に1度くらいしか他の人と一緒に潜ることはない。
ガイド含めて・・・。
浮沈子って、ヘンタイダイバーなのかなあ?(疑うのかあ?)。
まあいい。
CCRをレンタルで、廉価に使用することができるシステムを、考えるべきだろう。
仕入れとメンテと消耗品を工夫して、なんとか安く使うことができるようにしたいな。
ガスと、二酸化炭素吸収剤と、本体のレンタル合わせて、1日で込み込み1万円以内というのが理想だ。
これに、ダイビングフィーが乗る。
ガイドの付いたダイビングでは、2万円が限度だな。
ボートで出れば、やや高くなっても仕方ないが、現在のように、レンタルなしで1日3万円というのは、やや高い。
そのためには、やはり、モノのコストを削減するしかないだろう。
ダイビング器材なので、ケチることは出来ないが、無駄を極力なくして、スケールメリットを追求するという王道で行くしかない。
浮沈子は、自前の器材を買っているからいいが、生徒を教えるということになれば、その方にも買っていただくか、どこかからお借りして使っていただくことになる。
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