スプリングドライブ
春になったから、オープンカー(和製英語)の屋根を開け放って(!)ドライブしよう、という話ではない。
(グランドセイコー 理想を追い求める完全主義 Vol.2/2012年7月号(No.41))
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最近腕時計をしなくなった浮沈子は、機械式腕時計の誤差が、日差で20秒とか、30秒という単位だったことを忘れていた(すいません、安もんだったんで)。
クォーツでも、月差で数秒、高級機でも年差で数秒ということらしい。
現代では、腕時計でも電波時計が主流になって、まあ、誤差がないのが当たり前だから、趣味性の高い時計での誤差というのは、あればある程、高級ということになる・・・?。
(精度調査一覧表(2005年10月〜))
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ちなみに、テンプ機構の重力による影響をキャンセルする機構であるトゥールビヨンであっても、それ自体、或いは他の機械部品の誤差があるため、どうしても狂いが生じるようだ。
(腕時計のトゥールビヨンは、重力の関係の誤差)
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セイコーのスプリングドライブというのは、機械式時計としての良さを生かしながら、調速だけをクォーツにするといういいとこどりをした仕組みということになる。
具体的には、ゼンマイのトルクを発電コイルの電磁気力で減衰して調速するということらしい。
その塩梅は、水晶振動子で行うわけで、精度についてはクォーツと同等ということになる。
機械部分の割合が大きいので、調整やメンテナンスについては機械時計と同じということなんだろうか(テンプ機構はないので、そこはやらなくていい)。
ICとかは、当然持っていて、機械式に比べれば製品寿命は短い(数十年?)ということになるだろうが、電池がない分、単純なクォーツよりは長いと思われる。
しかし、手巻きだから、ゼンマイを巻かないと当然動かない(自動巻きもあるようですが)。
値段とかは、すうじゅうまんえんというところか。
中には、とんでもなく高いものもあるようだ。
(セイコーが銀座に「プレミアムブティック」 3300万円の超高級時計も)
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時報が鳴るということだが、まあ、言ってみれば、ただのクォーツだ。
では、3ぜん3びゃくまんえん(税抜き)の動画を、どうぞ!。
(GBLS998 MASTERPIECE:動画出ます)
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なんとか火箸を風鈴にした音が出るということで、結構な話ではあるが、何度も言うように、クォーツである。
おまけに、防水ではない・・・。
その仕組みから、秒針が滑らかに動くというのが特徴だが、機械の鼓動は感じられない(たぶん)。
普及モデルのデザインも、ふつーの時計っぽくで、裏地に凝る感じだな。
(機械式時計はなぜ絶滅しないか?)
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「何もかもが便利になっていきますが、多少の不便を楽しむというもの(のも?)、機械式時計の魅力の一つではないでしょうか。」
ちょっといい感じの記事だったので引用した。
長年使い込まれ、メンテナンスされてきた時計は、プライスレスな価値を帯びる。
機械だから、それでも劣化はあるし、部品の供給も止まってしまうだろう。
100年経ったら、まともに動くかどうかは保証の限りではない。
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