最後の選択
(「ささいな動き見せたら」先制攻撃 北朝鮮が米韓に警告)
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「敵がささいな動きでも見せる場合、先制的な作戦遂行に入る」
「最初の攻撃対象は韓国大統領府と統治機関」
「次の標的はアジア太平洋地域の米軍基地と米本土」
「我々の最高首脳部を狙った『斬首作戦』を通じて、『体制崩壊』を実現しようとするものだ」
「天罰をそのまま受け入れるか、謝罪して事態を収拾するか最後の選択をしなければならない」
いやはや、とんだ「重大声明」だな。
浮沈子は、最後の選択を迫られているのは、てっきり北朝鮮だと思ってたんだがな。
つーか、選択の余地はないだろう?。
体制を維持したければ、謝罪して事態を収拾しなければならない。
核兵器を放棄し、ミサイル開発を中止して、国際機関の査察を受け入れ、中国のご機嫌を取り、ロシアの技術者を叩き出すしかないのだ。
金づるジャパンに対しては、拉致被害者の全面開放と謝罪、責任者の処分を行うしかあるまい?。
さて、これで双方が先制攻撃の意図があることは明白になった。
5015作戦は、そもそも、米韓側の先制攻撃の敷居を下げるというのが目的だしな(そうなのかあ?)。
休戦協定を反故にし、実質的な開戦のトリガーを引くのがどちらになるかは不明だ。
国境確定と、体制擁護を狙った平和条約は結べなかったしな。
(朝鮮戦争休戦協定)
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「国際連合軍(UNC)を代表してアメリカ陸軍のウィリアム・ハリソン・Jr(英語版)中将と、朝鮮人民軍及び中国人民志願軍(実態は中華人民共和国の事実上の正規軍である中国人民解放軍)を代表して南日大将が署名した」
そもそも、韓国は国を挙げて反対してたし、北朝鮮も状況は同じだった。
「最終的な平和解決が成立するまで朝鮮における戦争行為とあらゆる武力行使の完全な停止を保証する」
「署名された休戦協定には、双方の指揮官により行われることになる「全ての部隊による朝鮮における全戦闘行為の完全な停止」(協定第12節)が規定されていた。これにより本質的に完全な休戦が実行された。しかし休戦協定は停戦に過ぎない。」
「アメリカは、先の韓国政府との合意に基づき1953年10月1日に米韓相互防衛条約に署名しており、1954年4月に開かれたジュネーヴにおける政治会談は外国軍撤退問題で成果のないままに破局」
「一方で中国は1954年9月6日に人民志願軍の撤退を発表した。撤退は1954年から1955年の第一期と、1958年の第二期に分けて段階的に実行され、1958年10月26日に全軍の撤退を完了させている」
「休戦協定に署名してから60年経った2013年、朝鮮問題の平和的解決が行われずに放置され、米軍は依然韓国に駐留している。」
「休戦協定の第13節(d)は、南北朝鮮が損傷を受けたり使い古した装備の再配備以外には朝鮮に新しい武器を持ち込むべきではないと規定」
「1957年6月21日の在朝鮮国連司令部軍事休戦委員会の会合でアメリカは北朝鮮代表団に国連軍(UNC)は最早休戦協定第13節(d)に対する義務を負わないと表明」
「北朝鮮は第13節(d)の廃棄を休戦協定合意を破壊し朝鮮をアメリカの核戦争地域に持ち込もうとするものだと非難」
念のため、当該条項の全文を引用しておく。
「Article II Concrete Arrangements for Cease-Fire and Armistice:
A. General:
13. In order to insure the stability of the military armistice so as to facilitate the attainment of a peaceful settlement through the holding by both sides of a political conference of a higher level, the Commanders of the opposing sides shall:
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