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しつこくMR
都内某ポルシェセンターにボクスターの車検を依頼したら、おまけにくれたミニカー。
(ポルシェ 356 No1 シルバー (ポルシェミュージアム特注) (1/18 オートアート78071))
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「●1948年から製造を開始し、製品名にポルシェの名を冠した初の市販車である『ポルシェ 356』。ポルシェの歴史を語る上で欠かすことのできない、記念すべきこのスポーツカー・・・」
ちょっと、説明が不足している気はするが、ここまでは正しい。
No.1というのは、もうちょっと特殊なクルマだ。
(ポルシェ・356:356.001)
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「1948年、いわゆるフォルクスワーゲン・ベルリンローマ速度記録車のメカニズムの延長上に、アルミニウムボディーの2シーターでロードスター型プロトタイプを試作した。ポルシェの名を冠した初の車であることから「ポルシェNo.1」とも呼ばれる。」
「量産型356とは異なり、試作1号車は鋼管スペースフレームのミッドにエンジンをレイアウトした。」
「1958年に買い戻され、現在はポルシェ本社に併設されている博物館に展示されている」
現存しているというのがスゴイな。
「試作2号車はクローズドボディのクーペとして製造され、1948年7月に完成したエンジンはリアに移動されている。」
以降、356は、全てリアエンジンで、MRだったのは試作1号車1台だけ。
MRの系譜は、550スパイダ〓として、レーシングカーに受け継がれていくが、本格的な市販車としては914の登場まで待たなくてはならない。
まあ、360とか、例外はあるけどな。
実際に走ったMRのレーシングカーは、550が初めてだと思っていたが、こんな記述がある。
「1948年9月にあるスイス人ユーザーに販売され、スイス国内でヒルクライムレースなどに出場し好成績を収めた。」
ポルシェNo.1は、レースに出てたってことだな。
(ミッドシップポルシェ)
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MRを軸にしたレーシングポルシェの系譜について、記事の中でリンクを纏めている。
718が登場して、MRポルシェは、再びRRの後塵を拝することになった。
都内某ポルシェセンターの、浮沈子担当の営業さんは、そうではないという。
MRとして、ポルシェのラインアップの中で、独自の地位を築いているというのだ。
バリエーションとしてのMRだ。
RRとのヒエラルキーではなく、選択肢としての提案。
GT4や、スパイダーもあるしな。
718(982)ボクスターの試乗については、このブログでも触れた。
(718試乗)
[URL]
出来のいいスポーツカーが欲しかったら、お勧めの1台である。
黙って乗れば、何も不満はない。
素の718で十分速いだろう。
Sは高いしな。
MRの系譜は、これからも続いていくに違いない。
GT4レースが盛んになれば、競技車両としての開発も進むだろう。
進むんだろうか?。
進んで欲しいな。
素直な運動性は、やはりMRの身上だ。
これからの時代には、そぐわないかもしれないが、だからこそ残って欲しい気もする。
特に、ボクスターのようなオープンタイプの普及は、更に輪を掛けて困難だろう。
Sは350馬力、素のボクスターでも300馬力になった。
そんなにはいらないような気もするが、あったところで邪魔にはならない。
03ボクスターは、228馬力だが、それだって使いこなせてはいない。
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