電柱ロケットの怪
このロケットのことについては、先日、ブログネタとして取り上げた。
(電柱ロケット)
[URL]
「衛星を打ち上げるロケットとしては、世界最小とみられ、「電柱ロケット」とも呼ばれている。」
内之浦の天候が悪く(つーか、風が強い?)、今朝の打ち上げは延期。
14日以降に再設定されているようだ。
JAXAのプレスリリースでは、SS−520 4号機として、正式名称を公表している(電柱4号ではない)。
(SS-520 4号機実験の実施について)
[URL]
まあ、どうでもいいんですが。
しかしだ、一部報道機関がこの名称を一切使用していないというのは、どうでもいいとは言えない。
今のところ、SS−520 4号機という名称を使っていないのは、朝日とNHKだ(他にもあるかも)。
まあ、そのうち使うかもしれないとはいえ、奇妙な感じがする。
(世界最小級ロケット、打ち上げ中止 天候条件整わず)
[URL]
「衛星を打ち上げるロケットとしては世界最小クラスのロケット」
以下、ロケットとだけ呼んでいる。
(世界最小クラスのミニロケット まもなく打ち上げ)
[URL]
NHKは、かなり確信犯だ。
「新たに開発された世界最小クラスのミニロケット」
「電柱ほどの大きさのミニロケット」
以下、ロケットとかミニロケットと呼んでいる。
関連記事の中でも、正式名称の使用は避けている。
(電柱サイズのミニロケット公開 超小型衛星専用)
[URL]
この記事では、ミニロケットとして紹介されている。
H2AやH2B、こうのとりなどは、正式名称や愛称でちゃんと紹介しているのに、いくら一般に馴染みがなく、シリーズ化される予定がないからといって、敢えて正式名称を使わないというのは不自然に感じる。
記事も読み辛くなっているしな。
何か、深い理由があるんだろうか?。
(NATOコードネームの一覧 (ミサイル):地対地ミサイル)
[URL]
「英語で地対地ミサイルを意味する「surface-to-surface missile」に合わせて、型番は「SS」に統一されている。」
まさかねえ、型式のSSが、これを連想させるからじゃないよねえ?。
(SS-520ロケット)
[URL]
「S-520ロケットを第1段ロケットとして使用し、それに新規開発された第2段ロケットSS-520B2を加えた2段式で構成される。」
「2016年5月、JAXAは文科省・宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会で、2/3段継手・第3段・衛星継手などの新規開発と一部改修を行って、SS-520の4号機により超小型衛星の打ち上げを行うことを報告し、2016年6月にこの計画を発表した。」
(S-520ロケット)
[URL]
「S-520という名称は単段式の固体燃料ロケットで、直径が520mmであることを表す。」
地対地ミサイルを連想させる要素はない。
しかし、調べていくと、何となく臭ってくる・・・。
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