電柱ロケットの怪
2017-01-11


電柱ロケットの怪


このロケットのことについては、先日、ブログネタとして取り上げた。

(電柱ロケット)
[URL]

「衛星を打ち上げるロケットとしては、世界最小とみられ、「電柱ロケット」とも呼ばれている。」

内之浦の天候が悪く(つーか、風が強い?)、今朝の打ち上げは延期。

14日以降に再設定されているようだ。

JAXAのプレスリリースでは、SS−520 4号機として、正式名称を公表している(電柱4号ではない)。

(SS-520 4号機実験の実施について)
[URL]

まあ、どうでもいいんですが。

しかしだ、一部報道機関がこの名称を一切使用していないというのは、どうでもいいとは言えない。

今のところ、SS−520 4号機という名称を使っていないのは、朝日とNHKだ(他にもあるかも)。

まあ、そのうち使うかもしれないとはいえ、奇妙な感じがする。

(世界最小級ロケット、打ち上げ中止 天候条件整わず)
[URL]

「衛星を打ち上げるロケットとしては世界最小クラスのロケット」

以下、ロケットとだけ呼んでいる。

(世界最小クラスのミニロケット まもなく打ち上げ)
[URL]

NHKは、かなり確信犯だ。

「新たに開発された世界最小クラスのミニロケット」

「電柱ほどの大きさのミニロケット」

以下、ロケットとかミニロケットと呼んでいる。

関連記事の中でも、正式名称の使用は避けている。

(電柱サイズのミニロケット公開 超小型衛星専用)
[URL]

この記事では、ミニロケットとして紹介されている。

H2AやH2B、こうのとりなどは、正式名称や愛称でちゃんと紹介しているのに、いくら一般に馴染みがなく、シリーズ化される予定がないからといって、敢えて正式名称を使わないというのは不自然に感じる。

記事も読み辛くなっているしな。

何か、深い理由があるんだろうか?。

(NATOコードネームの一覧 (ミサイル):地対地ミサイル)
[URL]

「英語で地対地ミサイルを意味する「surface-to-surface missile」に合わせて、型番は「SS」に統一されている。」

まさかねえ、型式のSSが、これを連想させるからじゃないよねえ?。

(SS-520ロケット)
[URL]

「S-520ロケットを第1段ロケットとして使用し、それに新規開発された第2段ロケットSS-520B2を加えた2段式で構成される。」

「2016年5月、JAXAは文科省・宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会で、2/3段継手・第3段・衛星継手などの新規開発と一部改修を行って、SS-520の4号機により超小型衛星の打ち上げを行うことを報告し、2016年6月にこの計画を発表した。」

(S-520ロケット)
[URL]

「S-520という名称は単段式の固体燃料ロケットで、直径が520mmであることを表す。」

地対地ミサイルを連想させる要素はない。

しかし、調べていくと、何となく臭ってくる・・・。


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[宇宙]

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