春の陽射し
2017-03-30


春の陽射し


ロタとの気温差に耐えられず、とうとう引いてしまった風邪。

無理して水泳教室に出たりしてたら、今朝は頭痛がひどくて起きられなかった。

まあいい。

外は、暖かい春の陽射し。

春分を過ぎて、日足が伸びるのも早い。

夏に向かって、加速する。

来月4日は、清明だという。

(清明)
[URL]

「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」

清浄明潔ねえ・・・。

無縁だな。

「「清明」を花言葉にする花はキンポウゲ科デルフィニウム属のヒエンソウ」

(ヒエンソウ(飛燕草)【チドリソウ(千鳥草)、ラークスパー】)
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「花の形を燕の飛ぶ姿に見立てて名付けられたそうです。」

燕が飛んでいると言われてもなあ。

(都心で2年連続「ツバメ」観測されず…その悲しい理由とは)
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「軒先のある住宅が減り、巣材の泥が付着しにくい防汚加工をされた外壁材が増え、巣づくりが難しくなった」

「農業の衰退により水田や耕作地が減少し、ツバメのエサとなる虫が少なくなっていることが考えられます」

燕と言えば、こんな話もある。

(幸福な王子)
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「最後は、宝石もなくなり金箔の剥がれたみすぼらしい姿になった王子と、南に渡っていく時期を逃して寒さに凍え死んだツバメが残る。」

子供の頃に読んだ記憶がある。

王子がなぜ幸福なのか、ツバメがなぜ王子に付き合ったのか。

浮沈子には、未だに謎だ。

銅像のメンテナンスを怠っただけじゃないのか。

異常気象で、急に寒冷化して、渡りの時期を逃しただけじゃないのか。

欧州の寒冷化は19世紀前半には終わっているしな。

オスカーワイルド自身は、派手好きの才人だったが、若くして没した。

何が幸福かは分からない。

明るく澄んだ陽射しの中で、名も知らぬ春の花を愛でる。

黄緑色の新芽に清浄明潔を感じ、何の草かを改めて知るというのも、幸福なんだろう。

今日の最高気温は、20度近くまで行くかもしれない(12時で16.5度)。

ああ、それでもなあ、ロタとは10度以上の差があるわけだしなあ。
[ノンセクション]

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