エレクトロン上がる
2017-05-26


禺画像]
エレクトロン上がる
 

3日間延期されていた、ニュージーランドのロケット(会社は、米国の会社だそうですが)が、ようやく上がった。

(NZも宇宙開発競争に参戦、民間企業がロケット打ち上げ成功)
[URL]

「各国が名乗りを上げている宇宙開発競争に、ニュージーランドも加わった形となった。」

他の記事では、11か国目になるという。

どこだあ?。

(人工衛星:人工衛星の軌道投入に成功した国・機関)
[URL]

「2013年1月末時点で9カ国(ロシア、ウクライナ、アメリカ、日本、中国、インド、イスラエル、イラン、北朝鮮)と1機関(欧州宇宙機関(ESA))のみ」

今回は、軌道高度に到達していない弾道飛行なので、その意味では今でもこの9か国と1機関ということになっているが、やや疑問も残る。

(イギリスの宇宙開発)
[URL]

「英国は軍事・科学両面から独自ロケットを開発し、独自に衛星を打ち上げることに成功し、世界で6番目の衛星打ち上げ国となった。」

(羅老 (ロケット))
[URL]

「2013年1月30日16時00分に打ち上げられ、衛星の軌道投入に成功した」

まあ、ロシアとの共同開発だがな。

今回の打ち上げも、ニュージーランドが国家として行ったわけじゃない。

元はニュージーランドの会社だったが、現在は米国企業になっている。

打ち上げ場も、急きょ作ったようだ。

有体に言えば、米国の会社がニュージーランドから打ち上げただけの話だ。

しかも、衛星軌道への到達はしていないというから、弾道ロケットの打ち上げに過ぎない。

それでも、ロケット自体には衛星を打ち上げる能力があるとされているし、ペイロードを月まで到達させることも可能だそうだから、一応、衛星打ち上げロケットということになっている。

うーん、ビミョーだ。

夏には、軌道到達を目標にして再度打ち上げるそうだから、そっちに期待しよう。

今回は、発射台で爆発せずに、リフトオフに成功して、1段目の燃焼はそれなりにうまくいったところで満足するしかない。

2段目の分離、2段目の着火、衛星フェアリングの分離には成功したようだが、2段目の燃焼が続かなかったようだな。

80点か90点くらいだろう。

上等だ。

電気仕掛けの燃料供給システムも、それなりに動いたようだし、映像を見る限りでは機体に大きなトラブルはないように見える。

(エンジンを3Dプリンターで出力した小型・軽量ロケットの打ち上げ試験に民間ロケット会社「Rocket Lab」が成功)
[URL]

(ROCKET LAB’S ELECTRON TAKES FLIGHT)
[URL]

(Maiden flight of Rocket Lab’s small satellite launcher reaches space)
[URL]

「A single modified Rutherford engine on the Electron's second stage was programmed to ignite for nearly five minutes to drive the launcher into an orbit between 186 miles (300 kilometers) and 310 miles (500 kilometers) above Earth.」


続きを読む

[宇宙]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット