鬼の首
(火星探査をすれば発がんリスクは2倍に!宇宙線被曝による宇宙飛行士たちの健康障害が重大な難題)
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「がんの発症リスクは、従来の推定モデルを活用した場合よりも2倍以上も高いことが判明」
単に、ふつーの状態から2倍なのではないことに注意だな。
従来の推定モデルが、どの程度のリスクを見込んでいたのかは、この記事からは分からない。
「深宇宙探査のためには、宇宙線が及ぼす長期曝露による悪影響をさらに科学的に究明しなければならない」
うーん、この研究者も業界の人だからな。
有人深宇宙探査なんて止めちまえとは言わない(とーぜんです)。
従来から、循環器疾患を引き起こすことは知られている。
「人類を月に送ったアポロ計画は、多くの宇宙飛行士たちの生命を脅かしている。」
「アポロ宇宙飛行士の死亡率は、他の宇宙飛行士より4〓5倍も高かった。」
放射線の影響だけではない。
無重力や、低重力での人体への影響もあり、それは避けがたい要素だ。
この記事では、それについては触れられていない。
しかし、久々の快挙(!)だな。
浮沈子は、鬼の首でも採ったかのような爽快な気分だ。
「スペースXは2024年に火星に有人宇宙船を送る。火星に行きたいと思いさえすれば、その方法はある。目標は40〜100年で100万人! 火星移住は生きている間に可能だ」
「火星までおよそ7800万km。人類は火星にたどり着けるだろうか?」
浮沈子は、片道なら可能だと考えている。
(沢田研二 - 勝手にしやがれ (1977 TMF):動画出ます。)
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「行ったきりなら幸せになるがいい・・・」
ジュリー、痩せてるなあ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
1977年といえば、スペースシャトルはまだだし、サターンロケットは打ち尽くしたし、米国の有人飛行が中抜けしていた時代だ(スカイラブは1974年2月まで有人、スペースシャトルは1981年4月から)。
(訂正)
スカイラブの後に、アポロ・ソユーズテスト計画がありましたな。
(アポロ・ソユーズテスト計画:追加)
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「1975年7月に行われた。」
「アメリカにとっては、これがアポロ宇宙船を使用した最後のフライトであり、1981年4月にスペースシャトル1号機が発射されるまで、有人宇宙飛行は行われなかった。」
(以上で、訂正終わり)
今と同じだな。
早いとこ、スペースXでも、ボーイングでもいいから、有人飛行を再開したいところだ。
浮沈子は、どうもボーイングに開発の遅れがあって、スペースXは、それに付き合わされてるんじゃないかと思ってるんだがな。
カプセルに不格好なスカート履いて、風洞実験をクリアしたようだが、実装はこれからだからな。
来年には、ファルコンヘビーが民間人乗せて月まで飛ぶらしい。
自由帰還軌道だろうから、地球近傍までは帰ってこられるだろう。
中身がどうなっちまうかはともかく・・・。
21世紀版アポロ8号というわけだ。
コンピューターや制御技術は格段に進歩しているんだろうが、人間を宇宙に飛ばす難しさは変わっていない。
月が地球から見て太陽の反対側に当たる時期に、地磁気の尾が月に掛かっているタイミングで送り出せば、多少は違うのかもしれない(未確認)。
でもって、循環器系疾患になって、お陀仏というわけだな。
たった10日位の月周回飛行で。
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