何のためのロケットか
2017-11-03


何のためのロケットか


今日も、没記事を書いた。

人口減少社会で、何をすべきか。

どういうパラダイムが必要なのか。

風呂敷がデカい。

デカ過ぎる。

で、書きかけて、今日もボツ!。

我が国の話じゃない。

22世紀には、全世界で、とてつもない人口減少が起こる。

19世紀から20世紀にかけて、爆発的に増えた人口が、たった100年でクランチする。

100億を超えるだろうと見込まれている人類が、あっという間に半分になる。

それは、環境破壊による生産性の低下を見込んでいない、幸せな前提による推計だ。

浮沈子は、100億いくことはないと思っているし、減少の速度はもっと大きいと考えている。

その頃(22世紀末:西暦2200年頃)には、火星の植民地が栄えて、地球の人口減少を補うかもしれないけどな。

バカも、休み休み言えっちゅーの!。

火星の植民なんて、出来るわけないのだ。

その頃になれば、宇宙に人類を送ろうなどというアホな話は、誰もしていないに違いない。

21世紀初頭にそんな話が出ていたことなど、歴史の恥部として封印されているだろう。

人類は地球表面にへばりついて生きていくだろうが、宇宙空間を利用しないわけではない。

ロケットは、毎日打ち上げられるだろうし、人工衛星もしかりだ。

地球人類のための、健全な宇宙開発。

惑星探査とか、そういうのは続いているに違いない。

恒星間飛行の研究とかも、細々と行われる。

人類が直接利用できるのは、月軌道くらいまでか。

静止軌道だけじゃな。

混んじゃって、しょうがないからな。

低軌道は、インターネット衛星やら何やらがブンブン飛んでて、危ないしな。

静止軌道の上の高軌道を、上手に活用する方法を見つけなければならない。

地球ー月系のラグランジュ点とか、そういう話も出てくるかもしれないしな。

そこに、巨大な建造物を置いて、怪しげなことをやるわけだ。

(スペースコロニー)
[URL]

「地球と月との引力の関係が安定する領域「ラグランジュポイント」に設置」

もちろん、浮沈子の構想(妄想?)の中では、人類が住むことはない。

豊富な太陽エネルギーを使って、水を電気分解し(他の方法でもいいですが)、水素と酸素を得て燃料とし、宇宙空間を移動する際のガスステーションを作るわけだ。

建築の資材とかは、月から得るのが簡単でいい。

地球の重力井戸から打ち上げるのは、結構大変だからな。

プラントを月に置いて、そこで生産した資材をL1とかL2に供給する。

地球近傍の宇宙空間を、骨までしゃぶって、活用し尽くす。

賢い22世紀の人類なら、きっとうまくやるだろう。

しかし、当面は、地球から資材を送らなければならない。

現在、最大の打ち上げ能力を持っているのは、デルタ4ヘビーだ。

(Delta IV Heavy)
[URL]

現在までに9回打ち上げられており、まあ、だいたい成功している。

最近は、毎年1基ずつ、主に偵察衛星を打ち上げるのに使われている。

もったいない話だが、そのために作られたロケットだからな。

仕方ない。

今年の末には、スペースXが、安上がりのロケットを打ち上げることになっている。

(スペースXの超大型ロケット「ファルコン・ヘビー」、12月後半に打ち上げか)
[URL]


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[宇宙]

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