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汲めども尽きぬ宇宙ネタ
注目している話は以下の3つ。
・ボイジャー1号の、軌道修正用エンジンが再始動したこと
・ソユーズ2.1bロケットの打ち上げが行われ、先の打ち上げ失敗が、フレガート‐M上段ロケットの不具合によるものであったと、事実上確認されたこと
・今夜は、満月(そんだけ?)
まあ、どれも、実は書こうと思って書けないでいるネタだからな。
インパクトが小さい。
ボイジャー1号の件は、その前に、姿勢制御エンジンの不調という話があるんだが、その辺りが確認できない。
送信したコマンドが届くのに(もちろん、向こうから帰って来るにも)、19時間35分かかるとか、制御プログラムがアセンブリ言語で書かれているとか、浮沈子好みの要素もあるんだが、それだけじゃあねえ・・・。
制御に失敗して、宇宙の藻屑にしちまったとかいうことになれば、トップクラスのネタになるんだが、残念なことに(!)今回は成功してしまったらしい。
高利得アンテナを地球に向けておくためには、姿勢制御ロケットを吹かさなければならないらしく、不調になれば信号の送受信に支障を来すことになる。
代替として、軌道変更用のロケットを吹かすにしても、37年ぶりというから、それなりの緊張はあったんだろうな。
無事に動いて何よりだ。
(Voyager 1 Fires Up Thrusters After 37 Years)
[URL]
日本語記事も、殆ど元ネタの丸写しだけだからな。
まあいい。
今回は、起動テストに成功したということだけで、実際の運用はこれからになる。
また、今は健全な2号も、代替措置が効くかどうかをテストするらしい。
それらの時点で何かあれば(!)また書く。
ソユーズ2の打ち上げについては、メテオールMの失敗に続いて、ロシアのスパイ衛星を打ち上げた(こっちは成功)ことで、事実上、フレガート‐Mの罪(測位衛星を使った航法装置の不具合)が確定したことになった(そうかあ?)。
2段目までは、同じロケットだからな。
(Soyuz 2.1b launches military satellite into orbit)
[URL]
(Guidance error reportedly led to Russian launch failure)
[URL]
航法装置のエラーが、どういう風に影響したのかは、浮沈子には見当もつかない。
2度修正すればいいところを、358度修正しようとしたとあるが、ワケワカだな。
まあいい。
関連で、ちょっと気になる記事も読んだ。
(地上のレーダーに頼らない自律的な飛行も実現、進化するH-IIAとその未来)
[URL]
「この航法センサーは、慣性センサーや、GPSなどの測位衛星を利用して機体の飛行位置を知ることができるセンサーなど複数のセンサーから構成されており、これによりロケット自身が自律的に位置情報を把握し、その情報を地上局に送信できるようになっている。これにより地上のレーダー局が不要となるため、運用コストの削減につながると期待されている。」
「今回いよいよ初めて、航法センサーのみで飛行が行われることになった。」
おいおい、大丈夫なのかあ?。
「ただ、お客さま(衛星会社)の中には、『(地上レーダー局を使う、信頼性のある)従来のシステムで打ち上げてほしい』という方もおられる」
いろいろ事情はあるんだろうが、フレガート‐Mの不具合の記事の後に読むと、ちょっと感慨深いものがあるな。
まあいい。
23日の打ち上げの楽しみ(!)が増えたわけだからな(そういうことかあ?)。
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