エンケラドゥスでの仕込み
2018-02-28


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エンケラドゥスでの仕込み


(深海の微生物を土星の衛星「エンケラドゥス」と同様の環境で繁殖させることに成功)
[URL]

「ついに研究者たちが「エンケラドゥスと同様の条件で深海の微生物を繁殖させることに成功した」と発表しました。」

この記事を読んで、ああ、そろそろ杉玉の季節だなと、あんま関係ないことを思い出してしまう。

(杉玉)
[URL]

「吊るされたばかりの杉玉はまだ蒼々としているが、やがて枯れて茶色がかってくる。この色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を物語る。」

地球外生命体なんて、いるわけないと信じている浮沈子は、どーせ、科学者たちは地球上の生命体で汚染された探査機を送り込んで、行った先の環境にばらまくに決まっている(そうなのかあ?)。

火星なんて、いい例だな。

今までも、しこたま送り込んで、繁殖できるかどうかを試しているに相違ない(聞いてないけど・・・)。

そもそも、完全に滅菌して送り出すことなんて不可能だからな。

宇宙空間で生き延びることができる微生物なんて、履いて捨てるほどいるだろう。

(地球生物による宇宙汚染、対策は?)
[URL]

「エウロパまで生命体を探しに出かけて、見つかった生き物が実はフロリダ州に住んでいるものだと判明するような事態が起きたなら、非常に残念と言うほかない」

エンケラドゥスには、地底(水底?)の環境に見合った微生物キットを作って、探査機の片隅にでも塗り付けておけばいい。

うまく地底の熱水鉱床まで辿り着くことができれば、そこで繁殖して、人類による播種(はんしゅ)が成功するというわけだ。

そんでもって、いくばくかの時間が経った後、おもむろに再度探査機を送り、地球外生命の存在を高らかに謳うわけだ。

まあ、ちょっと似過ぎてたりするかもしれないが、そこは、いや、むしろ、土星の方がオリジナルだとか言って、パンスペルミア説の根拠にしたりするかもしれない。

「実験の結果、3種類のメタン生成古細菌のうち「Methanothermococcus okinawensis」という種類の細菌は、エンケラドゥスの深海と同様の過酷な環境でも正常に繁殖したとのこと。」

名前からして怪しい感じだ。

メタノサーモコッカス・オキナウェンシス・・・。

「沖縄トラフ付近の伊平屋海嶺に存在する熱水噴出孔から検出されたメタン生成古細菌で、熱などに対し非常に高い耐性を持っているそうです。」

沖縄産か・・・。

そうすると、杉玉というわけにはいかないか。

(屋久島)
[URL]

「日本での杉の南限が屋久島。」

そう、沖縄には自生する杉の木はない(たぶん)。

まあ、どうでもいいんですが。

もちろん、エンケラドゥスにも杉なんて高等生物はいない。

仕込みをしても、せいぜい地球の熱水噴出孔辺りの生物群が関の山だ。

(関の山)
[URL]

三重県の関というところ(現在の亀山市)で作られた山(祇園祭で使われる山車(だし))が大変立派であったことから、これ以上のものは作れまいと評され、転じて精一杯の限度を「関の山」というようになったそうだ。

まあいい。

エンケラドゥスには、祇園祭とかないだろうしな(当然です!)。

あと、数億年くらい待てば、ちょうどいい具合に熟成して、飲み頃の酒ならぬ熱水噴出孔生物群が出来上がっているかもしれない。


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[宇宙]

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