同じネタでも
空気イオンエンジン(仮称)については、既にこのブログでも取り上げている。
(想定外かあ?)
[URL]
しまいには、スペクトラム基地の話題が出てくるという、例によってヨタな記事だ。
鳥嶋さんが、もちっとまともな記事にして取り上げているので読んでみた。
(ESA、大気を吸い込んで動くイオン・エンジンの開発に成功)
[URL]
元ネタは同じなのに、どうしてこう、格調高い記事になるんだろうな。
火星での運用を想定した辺りも、発想は似てるんだが、ちゃんと確認して書いている。
(大気圧マルチガス高純度プラズマを開発)
[URL]
「大気圧下でアルゴン,ヘリウム,窒素,酸素,二酸化炭素,亜酸化窒素,空気やそれらの混合ガスを安定に熱プラズマ化できる,マルチガス高純度プラズマ源の開発に成功した.」
プロとアマチュアの違いだな。
浮沈子は、面倒くさいことは調べないで、ほったらかしにして書いているからな。
イオンを加速するのも、磁場ではなくて電場だそうだ。
(イオンエンジン)
[URL]
「マイクロ波を使って生成したプラズマ状イオンを静電場で加速・噴射することで推力を得る。」
まあ、どうでもいいんですが。
日本語の記事として紹介しているギガジンにしても、丁寧に翻訳して、分かりやすく書いている。
(空気だけで推進力を得られる新型人工衛星用エンジンの開発に欧州宇宙機構が成功)
[URL]
夢のような話だからな。
燃料いらずで、飛び続けることができる、惑星周回衛星が実現できるようになれば、いろいろな応用が期待されるからな。
鳥嶋さんが挙げているのは、
・200km付近の大気調査などの科学的価値
・低高度を飛ぶ観測衛星の性能向上と小型化
・小型高性能化に伴うコスト削減と頻度の向上
・データの利用販売によるビジネス化
などだ。
真面目だな・・・。
スペクトラム基地など、夢想だにしていないに違いない。
浮沈子は、記事を書いた後、ちょっと真剣にインターネット衛星への応用を考えてみた。
高度が低くなるという事は、カバーできる範囲が狭くなるので、余計に数を飛ばさなければならないことに気付く。
おそらく、通信技術との兼ね合いで、最適な高度というのがあるんだろう。
イオンエンジンと、通信との干渉もあるかもしれない。
しかし、地上に近く、電波強度が高くなれば、地上側の設備は小型化できる。
ピザボックス程度といわれているスターリンクやワンウェブなどよりも小さい、モバイル端末での運用が可能になるかもしれない。
衛星の数は、そうだなあ、100万機くらい飛ばしておけば十分だろう(テキトーです)。
衛星寿命を長く取れるので、初めに大量に打ち上げてしまえば、維持費は安いかもしれない(はじめに100万機をどうやって上げるかは、未検討)。
200年くらいの寿命なら、毎年の更新は5千機で済むからな。
一度に20機上げることができれば、年間250回の打ち上げでいい。
毎日1機以下の打ち上げだからな。
ファルコン9のブロック5なら、やってできないことはないだろう(24時間以内の再打ち上げだからな)。
超低高度軌道のインターネット衛星なら、レイテンシとかは、ほとんど感じられないだろう。
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