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つべこべ言うな、ダイビングは自由だ!
ソロダイビングについて、今日もいろいろ考えている。
タガを嵌めるためのソロダイビングの講習なら、生徒(客?)は来ないかもしれない。
潜れる範囲は、完璧なバディダイビングよりも、当然狭くなってしまうからな。
コンフォートゾーンでのダイビングに限られるのだ。
公開されている資料では、ダイビングの範囲はこんな風に整理されている。
・よいコンディションでのバディとオープンウォーターダイビング
・より厳しいコンディションでのより厳しいダイビング
・ピナクル/複雑なダイビング30m〜40m
ソロダイビングでは、3番目のダイビングは出来ない。
コンフォートゾーンは、人によって異なるから、俺様はディープでないと快適じゃないんだ(ガス酔いジャンキー?)というダイバーにとっては、30m以深が快適ゾーンかも知れない。
が、少なくともSDIの基準では御法度になる。
(7.コンフォートゾーン 9分24秒)
[URL]
動画で3分あたりで、ピナクルダイビングを禁じている旨の説明がある。
資料の図には、そこに30m〜40mとあるから、禁じられていると捉えるのが自然だ(そこが、そのダイバーにとって快適ゾーンになっていればOK)。
一方、ピナクルダイビングの基準は、本人にとってチャレンジングなダイビングということになるから、普段から30mオーバーのダイビングをしているダイバーにとっては、ストレスのないダイビングなのかもしれない。
この辺りは要確認だが、考え方としては、ソロダイビングで無茶をされては困るので、一般論としては潜れる範囲を制限するという方向になる。
ペネトレーションを含む直上浮上が出来ない環境についても、おそらく制限があるのではないか(バディ潜水では、水面からの合計距離が40mまでなら許容される→SDIでは、深度や水面からの合計距離にかかわらず、ソロでの閉鎖環境への侵入は禁止です:追加)。
受け入れ側に対する説明としても、この点が説得材料になるかもしれない。
指導団体としては、匙加減が難しいところだな。
浮沈子みたいに、浅く明るく暖かいダイビングが好みなら余り問題ないだろうが、俺様は、ヘタクソバディなんかに煩わされず、行きたいところにいくんだということになると、このコース自体の対象は限られてくる。
孤独を愛し、自分と水中世界との見えない絆に思いを馳せ、一人静かに潜る、控えめなダイバーということになる。
そんなダイバーだって、一般的なダイビングの限界まで潜りたいことがあるかも知れないじゃないの・・・。
しかしながら、ソロダイバーの場合は、潜水計画に従って戻ってこなければならない。
運用上、現地サービスにダイコンに残されたダイブログの提示を求められることがあるかも知れない(未確認→当面は自己申告でしょう。エキジットの時間とかだけ記載するかも:追加)。
事前の潜水計画との乖離が著しければ、以後のソロダイビングを禁じられてしまうかもしれないしな。
基本的に、リスクが増えるからこそ、ソロダイビングのためのバックアップの装備やスキルが必要になるわけだからな。
縛りがキツクなるのは当然かもしれない。
そもそもが、ソロダイビングが出来るエリアは、これから広がっていくとしても、現在は(公式には)皆無から始まる。
つーことは、潜れる場所自体が、バディダイビングよりも少なくなるということになり、いいことは殆どないのではないか。
エリアは少なく、潜れる範囲は狭く、バディに遠慮がいらないとか、都合を合わせなくてもいいという程度のメリットで、どれだけの需要が掘り起こせるというのだろうか。
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