テクノシグネチャー
2018-09-28


テクノシグネチャー


聞きなれない単語だな。

(NASAが宇宙人探査を本格再開、新たな計画も)
[URL]

「NASA(米航空宇宙局)は間もなく、エイリアン探しに最も有効な方法についてのワークショップを開催する。テーマは、高度な文明特有の「テクノシグネチャー(技術の痕跡)」だ。」

「人類も、ラジオ放送が始まる(始まった?:浮沈子注)100年以上前から、様々な電波を宇宙に発してきた。もしどこかの宇宙人がその電波を偶然に探知すれば、彼らが人類の存在を知る手掛かりになる。そう考えれば、知的生命探査のためにテクノロジーの痕跡を追うのは、理にかなっている。」

人類が宇宙に放った最初の電波(に乗せて放送された音楽)に付いては、このブログでも取り上げている。

(110光年の音楽)
[URL]

「「この曲は「世界で初めて電波に乗せて放送された音楽」でもある。1906年12月24日、レジナルド・フェッセンデンによって行われた初めてのラジオ実験放送でレコード演奏された。」
110年前のクリスマスイブに、電波は宇宙に放たれたわけだ。
今、そのメロディーは、110光年彼方の星々に流れている(りょうけん座α星辺り)。
もしも、その微かな信号をとらえることが出来るものがいるとすれば、きっときっと、美しい地球の木陰のイメージが浮かぶことだろう」(一昨年の記事なので、既に112年前ですが:浮沈子注)

我ながらちょっとセンチになる記述だが、ニューズウイークの記事は、あっさりしたもんだな。

「テクノシグネチャーは一般に、通信信号の形で観測されることが多い。ラジオ波やレーザー光などもそうだ。近年は実際にそうした発見も続いて、関係者の期待は一気に高まった。」

「今では、いずれの発見も宇宙人とは関係なかったとみられてる。」

まあいい。

浮沈子的に注目しているのは、記事の2ページ目にあるNASAの声明だ。

「われわれの科学的使命は、火星に存在する水を研究することから、木星の衛星エウロパや土星の衛星エンケラドスに広大な海が存在する可能性を探求すること、さらには宇宙にバイオシグニチャー(生命の痕跡)を探すことにいたるまで多岐にわたる。」

「同時に(ついでに?:浮沈子注)、地球外生命が発する信号を探索する。」

そう、テクノシグネチャーを探すのは、本業じゃないわけで、だから外部の研究に金出すことに留まっている。

ハッキリ言って、本気じゃない。

浮沈子的には、バイオシグニチャー探しだって、到底本気とは思えないな。

「NASAは地球外生命体の兆候をまだ発見していないが、太陽系やさらにその先で探査活動を強化している。宇宙には私たちしかいないのか、という人類の問いに答えるためだ」

人類の問いというか、税金を払っている米国の大衆の声だろうな。

「・・・人々の熱狂的な期待は冷めず、新たな可能性へとNASAや科学者の背中を押す。」

ポピュラーサイエンスのノリなわけだ。

幸いにして、宇宙に地球外生命が存在するかという命題に対して、明確にノーということは困難だろう。

不存在の証明は、全宇宙を対象にした場合は不可能に近い。

だから、探査を続ける余地は、理屈の上では十分にある。

「銀河系には地球と同じ大きさの惑星が最大400億個、「ハビタブルゾーン」(水が蒸発も凍りもしない生存に適した領域)にあると見られる。しかも宇宙には1000億個もの銀河がひしめいている。知的生命が地球にしかいないと考えるほうが難しい。」

しかし、その数字が、十分に大きいと言えるかどうかは分からない。


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[宇宙]

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