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死滅回遊魚か季節来遊魚か、まあ、どっちでもいいんですが
先月、富戸で潜った時にもミツボシクロスズメダイとかがいて、相変わらず南の海の魚が入ってきているのを感じる。
彼らは冬を越すことは出来ない。
(名前からして物悲しい『死滅回遊魚』を解説 映画で超有名なサカナも?)
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「流されてしまった魚たちは、夏場は海水温も高いため問題なく元気に生きられますが、秋から冬になる頃には水温の低下や環境の変化に耐えきれず、本来の生息域に戻ることもできずに死んでしまいます。」
「このような悲しい理由から、彼らは死滅回遊魚と呼ばれています。最近では「季節来遊魚」という表現に置き換わりつつあります。」
ダイバーなら、ましてインストラクターくらいになれば、このくらいのことは知っている(たぶん)。
サカナを見分ける基準は食えるか食えないかで、水中の生き物は、ダイバー以外にあまり興味のない浮沈子でも、そのくらいのことは知っている。
ところが、地球温暖化の影響かどうかはともかく、最近、越年するやつら(南方系のサカナ)がいるという記事が出ていて焦った。
(冬越せぬはず…生き延びた死滅回遊魚 「初めて見た」)
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「例年は海水温が下がる2月から3月にかけて死滅するため「死滅回遊魚」とも呼ばれているが、今年は海水温が下がらず、4月になっても生き延びている。」
それだけではない。
なんと、子孫を残すやつまで現れたという。
(静岡)伊豆で越冬の「死滅回遊魚」が産卵)
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「南方種の一種ニラミギンポの産卵が確認された。」
「紀伊半島や伊豆諸島での産卵例はあるが、伊豆半島での報告は初めて」
(寒さで死ぬ回遊魚、昨冬乗り越え今も成長 体長8倍に)
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「静岡県沼津市の内浦湾に浮かぶ淡島沖の海中。黒い魚体に白い星が際立つミツボシクロスズメダイが元気に泳ぎ回る。体長は7~8センチ。近くのサンゴイソギンチャクの触手の間にいる体長1センチほどの幼魚とは明らかに大きさが違う。イソギンチャクに隠れる幼魚特有の動作も取らない。」
なんか、可愛くないな・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
朝日の記事は、岡田記者が書いていて、今後も継続して記事が出るかもしれない。
ふうん・・・。
そういうこともあるかもな程度に考えていたが、次の記事を読んで、浮沈子は深く、深く深く、デコ出しするくらい深く考えさせられてしまった。
(「人類は宇宙へ行くべきか?」日本の宇宙活動の幕開けにEVAを担った飛行士の問い 『宇宙から帰ってきた日本人 日本人宇宙飛行士全12人の証言』土井隆雄さん - 稲泉 連)
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「自分の唯一の故郷である地球と、無限の宇宙を交互に見たときの、あの『何とも言いようのない感じ』。その感覚を言葉に置き換えるとしたら、人間とは地球だけの存在ではなく、その外の世界に広がっていく可能性を持つ存在だ、という表現が最も近い気がしたんです。」
何度も書いているけど、浮沈子は宇宙進出は掟破りだと考えている。
いいとこ無人探査、百歩譲って短期の地球低軌道止まり。
人類の、いや、地球生物の限界に留まり、この星と運命を共にするという美学に酔い痴れている(そうなのかあ?)。
土井宇宙飛行士が、宇宙服1枚隔てて地球低軌道を周回して感じたことは、浮沈子には想像もつかない。
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