スターライナーのチョンボの陰に、本質的な問題が横たわっている懸念
2020-02-07


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スターライナーのチョンボの陰に、本質的な問題が横たわっている懸念


昨年暮れに行われたスターライナーの打ち上げ時のチョンボ(時計合ってなかったぜ事件)は記憶に新しい・・・。

新しいはずなんだが、新型コロナ(長いので、以後、この略称(?)で)にかまけて、もう忘却の彼方へ。

あの時は、人間乗せてりゃあ上手くいったとかいうワケワカの話まで出て、大混乱だったけどな。

とても、そんな状況じゃなかったという話が上がっていた。

(ボーイングの有人宇宙船「スターライナー」は打ち上げられた後に重大なソフトウェアのバグが発見されていた)
[URL]

「打ち上げ直後に重大なソフトウェアのバグが発見され、地球に帰還する直前にバグが修正されていた」

「サービス・モジュールの分離中にスラスターが制御できず、壊滅的な宇宙船の故障につながる可能性がありました」

「ボーイングはスターライナーを打ち上げた後でソフトウェアのバグに気づき、飛行中にバグを修正したとのこと。大気圏へ再突入する2時間前に修正済みのコードを送信したそうで、間一髪のところでスターライナーの破損を免れたということになります。」

詳細は分からないが、綱渡り状態だったことは伝わってくる。

2時間前に送信といっても、書き直しに成功したから再突入させたわけだしな。

大事に至る前にチョンボに気付き、デバッグと検証を短時間でこなし、一見何事もなかったように運用して見せた手腕はさすがだ。

老舗だけのことはある。

が、それは、それこそ表層に押し出された「事実」に過ぎない。

チャレンジャーとコロンビアの事故を起こし、クソの役にも立たないといわれた航空宇宙安全諮問委員会(ASAP)は、ここぞとばかりに責め立てている。

「委員会はボーイングの検証プロセスの厳密さに懸念を抱いています」

「単に今回発見されたソフトウェアのバグに関する根本原因を特定するだけでなく、ボーイングが開発する飛行ソフトウェアの統合およびテストプロセス自体についても、さらに広範に評価および是正することを推奨している」

「事実」を修正するだけではなく、「真実」に踏み込んで是正せよ!。

その「真実」とは何か。

ボーイングが腐りきっているということだ。

(NASAセーフティパネルは、2番目のStarlinerソフトウェアの問題後のレビューを求めています)
[URL]

「声明の中で、ボーイングは新しいソフトウェアの問題を「飛行中に診断および修正されたバルブマッピングソフトウェアの問題」と説明しました。会社によると、「ソフトウェアのエラーにより、スラスタの分離と廃棄が不正確になります。それから何が生じたのかは不明です。」」

大したことじゃない感、ありありの声明だ。

もちろん、修正を行わなければ、重大な結果を引き起こしたことはB社が一番分かっている。

だからこそ、実機を本番で運用中にバグを修正するという荒業を使った。

B社の声明とやらは、真摯な技術者ではなく、百戦錬磨の企業お抱え弁護士が書くわけだからな(そうなのかあ?)。

「別の無人飛行試験または乗務員試験飛行に直接進むための飛行準備を決定するための正式なNASAレビューの入力が必要」

言い訳ばっかしないで、心を入れ替えたかどうか確かめてからでないと、無人だろうが有人だろうが飛ばせるべきではないということだな(たぶん)。

「NASAは2018年に、ポッドキャストでSpaceXの最高経営責任者であるElon Muskがマリファナを吸っているのを短時間見た後に、ボーイングと他の民間クルー会社であるSpaceXの両方のレビューを実施すると発表しました。」


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[宇宙]

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