おらが町の新型コロナ:妥当な解除基準とは
2020-04-27


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おらが町の新型コロナ:妥当な解除基準とは


感染者が20万人を超えたスペイン(感染者207,634人、死者23,190人)とか、明日辺り超えるだろうイタリア(197,675、26,644)とか、そんなもんはうちの州だけで十分だとかいうNY(288045、16966)で、規制解除の動きが見られる(ちなみに米国(983,404、55,346)は、明日、100万人突破確実だけど)。

(イタリアやスペイン 制限緩和の動き 新型コロナウイルス)
[URL]

「イタリアでは、来月4日から工場の操業などが認められ段階的に制限が解除されることになりました。」

「スペインでも条件付きで子どもの外出が認められるなどヨーロッパでは感染が深刻な国でも制限を緩める動きが広がっています。」

まあ、制限のレベルが我が国とは異なる。

緩和されても、まだ、我が国よりも遥かに厳しい・・・。

「運動のための外出や家族のもとや公園に行くための外出も一定の条件で認める」(イタリア)

「子どもたちの外出は、自宅から1キロの範囲で1時間以内」(スペイン)

潮干狩りで路上駐車が列をなすなどということはない(奴らが潮干狩りするかどうかは知りませんが)。

(潮干狩り自粛呼びかけるも…海沿いに駐車の列 三重 新型コロナ)
[URL]

「海岸沿いの道路には県外ナンバーを含む40台以上の車が止まっていました。」

まあ、どうでもいいんですが。

(NY州 経済活動 段階的に再開判断も クオモ知事 新型コロナ)
[URL]

「ニューヨーク州は現在、来月15日までの間、不要不急の外出を制限していて、多くの事業所が休業したり在宅勤務に切り替えたりしているほか、生活に欠かせない食料品店などを除き店舗の営業が禁じられています。」

「活動再開にあたっては、まず社会の維持に必要な建設業や製造業を優先し、次の段階では、生活に欠かせないかどうかや感染を拡大させるリスクが高くないかどうかを見極めて、個別に判断していくとしています。」

浮沈子の近所では、新築工事や外壁修繕の工事が今も続いている。

海外のキビシー封鎖措置に比べたら、規制なんかされていないのと同じだ。

おうちにいてね週間でも、近所には出歩いている(1日2回くらい)。

違反切符を切られることもないし、警官に銃をぶっ放される心配もない(フィリピンとかあ?)。

(フィリピン、外出制限違反の男性を警官が射殺)
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「銃撃された男性は、新型コロナウイルスで外出制限が実施される中、検問所を担当していた警察官に近づき、威嚇するような言葉を叫んでいたということです。男性は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。」

「ドゥテルテ大統領は今月1日の記者会見で、都市封鎖への批判勢力を念頭に「過激な行動を取れば射殺する」と発言、その翌日には、刃物を持って警察に激しく抗議した市民が頭部を撃たれて死亡しています。」

・・・。

NYだって、まだ1日数千人の新規確認感染者を出している最中だ。

我が国全体の数十倍の規模だ。

それでも、規制緩和を検討するのは、それだけキビシー規制を敷いているからということもあるし、なにより医療崩壊の危機が遠のいてきたからに他ならない(追加参照)。

そもそも、多大の犠牲を強いる社会的距離政策(ロックダウン)を実施して、強制的に感染を抑えるのは、相対的に脆弱な医療資源を温存するためだったわけだからな。

緩和や解除の本来の基準はそこにある。


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[ノンセクション]

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