そう、NASAは、シンプルな構成と、単純な手順を愛する。
複雑であることは、それだけトラブルを発生させやすく、リスクを伴うからだ。
何か一つの間違いが、連鎖的に波及して止まらなくなる。
多数のボトルネックを抱えて、失敗する要素だらけになる。
単純であり、シンプルであることが正義だ。
ロケットエンジンは、多数あるより少ない方がいいし、打ち上げ回数は1回きりが望ましい。
ランデブーも必要最小限。
宇宙空間での燃料補給などもってのほかだ。
開発スケジュールがタイトであること、余裕がなく、どこかで遅延が起こった時にリカバリーが効かないことも問題だがな。
つーか、そもそも、この提案をとり上げ、金を付けただけでも大した話だ(ふつーなら、ありえねー)。
別の記事で、ブライデンスタインが言っていることが、その答えかも知れない。
(NASAがElon MuskとJeff Bezos Rocket Companiesによる月着陸船の設計を採用)
[URL]
「私たちの国そして実際には全世界がこのコロナウイルスのパンデミックに揺さぶられているので、この機関が今これをすることが重要です」
「それでも、人々に希望を与える必要があります。彼らが尊敬し、夢見ることができる何かを彼らに与える必要があります。」
これは、一つのショーなのかもしれない。
NASAは、その宇宙ショーを演出し、観客である人類を楽しませる。
イーロンマスク対ジェフベゾス・・・。
どっちがこけても、バックアップはある。
スペースXの提案が、安い開発費で実現できるわけではない。
民間資金を呼び込んで、月面ビジネスで市場を拓くことが目的だ。
NASAのプライズは、呼び水程度でいい。
まあ、どうでもいいんですが。
少なくとも、10か月は楽しめるわけだ(そうなのかあ?)。
それより、この話からボーイングが撤退した方が気になるな。
本業のSLSやチョンボしちまったスターライナーに注力せよって、NASAに言われたのかも知れない(未確認)。
それどころじゃないだろう?。
まあいい。
月着陸船は、宇宙開発では新参者の3社に渡っちまった。
まあ、ブルーオリジンのバックには、ロッキードマーチンやノースロップグラマンが付いてるからな。
大本命だ。
それだけじゃ、つまらんからな・・・。
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