核攻撃、乱射事件、無差別テロから新型コロナへ:シェルターインプレースとステイアットホームに見る米国の危機対応
浮沈子の今朝の体温は36.1度(これでも既に微熱状態)。
昨日は体調が悪く、最低限の買い物だけで、大型連休(おうちにいてね週間)並みのステイホーム状態。
そもそも、東京都が称揚したステイホームというキャッチは、米国で使われ始めたステイアットホームのもじりだ(未確認)。
先日から調べ始めたカリフォルニア州の感染だが、ステイアットホームも、シェルターインプレイス(SIP)と区別するための造語(?)のようだ。
まーたよく似た3文字熟語(?)を覚えなければならない。
・SPG(Submersible Pressure Gauge:残圧計)
・SIG(Spectrum Is Green:キャプテンスカーレットの「了解」に相当する符丁)
・SIP(シェルターインプレイス:後述)
似てねーよ!?。
まあ、どうでもいいんですが。
(シェルターインプレース)
[URL]
「エリアから避難したり、コミュニティの緊急シェルターを探すのではなく、すでに占有している建物内の安全を求めることです。」
我が国では、核攻撃や銃の乱射、無差別テロを想定した学校や一般市民を対象とした訓練が日常的に行われているわけではないから、シェルターインプレイスというのが何か、イメージし辛い。
まあ、地震対策の防災訓練みたいなもんか。
浮沈子が棲息する東京都では、「東京防災」という冊子が発行されていて、ネットでも見ることができる。
(「東京防災」の閲覧はこちら)
[URL]
一括か、分割かを選んで、内容を確認することができる。
見開き(2ページ分)でPDF1ページになっているので、注意が必要だが、冊子のページで164ページ辺りから、テロや核攻撃に関する記述がちょろっと書かれている。
ちなみに168ページからは感染症についても書かれているが、新型コロナに役立ちそうな話はない(手袋というのが気になるけどな:帰国後の発熱は直ちに医療機関受診とあるが、当局はこれに反して4日間じっと我慢していることを強いたしな)。
いずれにしても、米国で用いられているSIPは、マジヤバの緊急状態だ(窓の外では狙撃者が屋上からライフルぶっ放していたり、テロリストが爆弾抱えて自爆したり、核爆弾が破裂している:窓の外に落ちたら蒸発してるけどな)。
身近な堅牢な建物に身を隠し、鍵を掛け、窓を閉め、カーテンを降ろし、窓や入口から離れ、地下室があればそこに籠り、当局が解除するまで数時間から数週間(核攻撃の場合)缶詰めになることを意味する。
幸い、新型コロナはそこまでヤバくはない。
外に出てもいいし、生活必需品を買いに行くことも出来る。
同居人と連れ立って散歩も可能だ。
公園やビーチの使用制限がかかることもあるけど、ふつーの道を通行するのに制限はない(たぶん)。
不要不急の外出は制限されるし、集会は規模に応じて規制され、レストランやバーは閉鎖されるけどな(お持ち帰りは可?)。
レベルや期間は、米国の場合、州の中でも異なる。
カウンティ(郡)レベルで、きめ細かく決められているようだ。
イーロンマスクが違反承知で稼働させたテスラの工場とかは、アラメダ郡の規制絡みだからな。
そして、これらのミディアムなレベルのロックダウンを、米国の一部では、SIPに代わってステイアットホームと呼んでいる(カリフォルニア州辺りが最初みたいだ:NYではステイホームと言ってるみたいだ:後述)。
この話については、危機におけるリーダーシップとの関係で、興味深い記事が出ていた。
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