新型コロナは宇宙人なのか:封鎖解除の夜に相応しい妄想の数々
ユーチューブの番組を見ていたら、こんなのがあった(今日は、ユーチューブの引用が多い:めんどくさいので「動画出ます」とか付けないのでそのつもりで)。
(宇宙人と出会わないフェルミパラドックスとその理由である仮説のグレートフィルターとは何なのか?【日本科学情報】宇宙)
[URL]
グレートフィルターだってえ?。
何度見返してもピンとこなかったので、芋づる式にいくつか記事を当たってみた。
とりあえず、日本語ウィキから。
(フェルミのパラドックス:各種の考察)
[URL]
「宇宙人は存在するが、恒星間空間に進出し地球にたどり着くための進化・技術発展における難関(グレート・フィルター)を突破できない。」
記事の中では、いくつか具体的な例が挙げられているが、本質的ではないだろうな。
(素晴らしいフィルター:自動翻訳だとこうなるのか・・・)
[URL]
「この概念は、観測可能な宇宙で地球外文明を見つけることができないというロビンハンソンの主張に端を発しています。」
「このアイデアは、経済学者のロビン・ハンソンが書いたオンラインのエッセイ「偉大なフィルター-私たちはほとんど過去を過ぎているのか?」で最初に提案されました。」
ふーん、経済学者さんなんだ・・・。
(【簡単解説】グレートフィルターとは?【3分でわかる】)
[URL]
「宇宙には何千億もの銀河系があり、太陽系がある銀河系だけでも5000億もの惑星があり、さらに地球に似た惑星は何億もあると予想されています。」
「この状況だと地球外生命体がいる可能性も高そうですが、今まで人間はなにも発見していません。」
「この宇宙人がいそうでいないという状況をフェルミパラドックスといいますが、この謎の一つの理由がグレートフィルターと考えられています。」
「つまり、グレートフィルターを超えられないため、この広い宇宙には人類以外に生命体がいないということです。」
要するに、悪魔の証明(不存在の証明)を行うことなく、宇宙人がいないことを説明するための都合の良い仮説だ。
生命はどこでも発生し、いくらでも進化してよろしい。
高度な技術を身に付け、銀河や銀河群を支配してもいい。
そういう、肯定的仮定をすべて認めたうえで、フェルミのパラドックスを説明する一つの便法だろう。
そんなもん(グレートフィルター)があることを証明する必要はない。
肯定的仮定を認めるなら、自動的に認めるしかない。
それが何であるかを特定する必要もなければ、1つだけなのか複数あるのかを問うこともない。
抽象的な概念のままで十分機能するというところがミソだな。
上手いことを考えたものだ。
記事にはナッツシェルの動画にリンクが張ってあったので、いくつか関連も含めて見てみた。
(Why Alien Life Would be our Doom - The Great Filter)
[URL]
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