だから言わんこっちゃない:今回のISSの空気漏れはズヴェズダからと判明
2020-09-30


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「クルー1として知られるミッションは、以前は10月23日に打ち上げが予定されていました。NASAは、10月31日までの遅延により、クルー1の打ち上げと、3人のソユーズ乗組員の10月14日の到着予定とのドッキングが「競合」しないと述べました。」

ISSには、一時的だが10人が滞在することになる。

「この遅延により、エンジニアは、宇宙ステーションの加圧されたキャビン内の小さな空気漏れを分離するための追加のテストを実施するためのより多くの時間を得ることができます。」

夜中にクルーを叩き起こして対応する事態が、軽微なわけがないだろう。

解決のために、1か月の猶予を取ったわけで、それだけ深刻な状況だと分かる(そうなのかあ?)。

漏れが止まらないようなら、また、更に漏出量が増加するようなら、新たな対応が採られる可能性もある。

修理ミッションを緊急に編成し、現在対応中の乗員を、必要最小限のクルーに交代させて対応する必要があるかも知れない(クルー1は無期延期だな)。

ISSは、過去に幾度となく漏出事件を起こしている。

ソユーズ宇宙船製造時の補修ミスによる「穴」とかもあったしな。

(国際宇宙ステーションで空気漏れ 滞在中の飛行士が対処)
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「この穴は、宇宙を高速で移動する石のかけらが衝突してできたと考えられている。」

ところが、事実は小説より奇なりだったわけだ。

(まさに奇々怪々 - ソユーズ宇宙船にあいた「謎の孔」の正体とは?)
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「この孔は直径約2mmと小さく、補修も簡単だったため大事には至らなかった。しかし、その後の調査で、地上での製造、あるいは組み立て中にあけられたものであることがほぼ判明。」

詳しくは、記事を参照されたい。

今回のズヴェズダの空気漏れの原因が何かは、今はまだ分からない。

築20年の宇宙船(ロシアのモジュールは、一つ一つが独立した宇宙船として機能する設計だそうです)に、まさか人為的に穴があけられ、時を経てそれが発覚したなんてことはないよねえ?。

ロシア側モジュールは、微小隕石に対する防御が弱く、後付けで防御板を増設したりして強化している。

それでも、ISSの進行方向側しか取り付けられていないからな(側面及び後方の装甲については未確認)。

あるいは、立て付けが悪くなって、ガタが来ているのかも知れない。

ズヴェズダには、ピアース(天底に設置:これだって19年ものだ)を撤去した後に、さらに新たなモジュールを継ぎ足す計画もある。

(ナウカ(ISSモジュール))
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「Naukaは2021年の第2四半期に発売が計画されている」

「計画担当者は、ナウカがピルスに代わってズベズダの天底港に停泊すると予想しています。」(ピルス:ピアースのこと)

空気漏れしている築20年のモジュールにくっ付けたりして、ホントに大丈夫なのかあ?。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子が見るところ、ISSもそろそろ賞味期限切れなのではないか。

東西冷戦終結の象徴として、また、地球低軌道運送トラックとして設計されたスペースシャトルの真っ当な使用方法として、20世紀末から21世紀初頭にかけて建造され、現在も辛うじて維持されている。

相次ぐ空気漏れは、何かの予兆なのかもしれない。

何かって、なに?。

世の中には、言霊というのがあるらしいからな。

それを書いてしまったら、本当にそうなったりするかもしれないしな。


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