プシチョロギーとか誤読してたのでプシケと読むことに
2020-11-28


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プシチョロギーとか誤読してたのでプシケと読むことに


1年以上先の話だが、NASAのミッションでプシケというのがある。

(サイキ (宇宙機))
[URL]

「金属を主体とする小惑星プシケを探査することで惑星の中心核の形成についての研究を推進すること目指して計画中の小惑星探査ミッション」

探査対象の小惑星(16プシケ)の名前でもあり、ミッション名でもある。

心理学(psychology)をプシチョロギーと覚えていたので(スペリング覚えるため?)、英語読みのサイキ(サイケ)ではなく、両方ともプシケとする。

ラテン語ではプシケ、ギリシャ語の発音はプシュケーに近いそうだ。

まあいい。

打ち上げロケットはファルコンヘビーに決まっていて、衛星の電源が投入されたとかで、関連記事が上がっていた。

(SpaceXのNASAFalcon Heavyの打ち上げは、惑星間ペイロードがパワーアップするにつれて、一歩近づいてデビューします)
[URL]

「宇宙船の同名の金属小惑星(16プシケ)へのミッションが8月6日から始まる狭い20日間の打ち上げウィンドウの軌道に乗っていると指摘しました、2022。」

「NASAとJPLのチームが2021年1月の重要なマイルストーンに向けてスピードを上げているため、サイキ宇宙船の中心にある商用衛星バスに初めて電源を入れたと述べています。」

探査機は、静止衛星として実績があるSSL1300に毛が生えただけのパッとしない構成だ。

「MaxarのSSL 1300設計の適度に調整されたバージョン」

見た目は静止衛星ということになる。

(NASA Psyche メタルワールドミッション)
[URL]

(サイキ (宇宙機))
[URL]

「サイキの打ち上げ予定は2023年とされた。2017年5月には、より効率的な軌道を取るため、打ち上げが2022年6月に変更されるとともに、打ち上げロケットがスペースXのファルコンヘビーに決定された。」(打ち上げ時期は、日本語版ウィキ本文では6月と8月、英語版ウィキの本文では7月、枠内の表記は8月となっている。:まあ、8月だろうな)

「サイキの電力は、機体の左右にそれぞれ十文字に広がる太陽電池パネル(片側に5枚)で発電される。当初計画では太陽電池パネルは片側4枚であったが、小惑星プシケにより効率的に到着できる軌道が見いだされた後、より強力な電力を生み出すために片側5枚の現行案に変更された」

1年も前倒しになって、打ち上げロケットの製造予定を何とかをやりくりできるのはS社だけだろうな(軌道とロケットとどちらが先に決まったかは未確認)。

打上げのお値段も格安(1.17億ドル)。

「サイキでは、ホールスラスタSPT-140が用いられる予定である。」

「サイキで用いられるスラスタに必要な電力は4.5kWだが、長期間の連続運転にあたっては900ワットの電力でも駆動できる」

小惑星帯では、受光量が10分の1くらいになっちまうからな(20kw→2.3kw)。

光と言えば、この探査機のもう一つの目玉は、深宇宙レーザー通信の実験を行うことだろう。

「サイキは、深宇宙探査機と地球との間でレーザーを使って通信を行う実験を実施する予定である。これにより、探査機との通信速度が従来より10倍から100倍向上することが期待されている。探査機から送られたレーザービームは、カリフォルニア州のパロマー天文台の望遠鏡で受信される」


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[宇宙]

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