2021-01-01
無症候性キャリア:自費検査であぶり出される見えない感染者の存在:本人にしたってどうしようもないけど
たまにさぼることはあっても、去年の春先から、毎朝体温測定をしている。
低体温症なのか、体温計が安物なのか(600円くらいで買った)、はたまた測り方が悪いのか(腋下測定)。
34度台後半から35度台前半・・・。
このくらい気楽かつ簡便に、新型コロナのPCR検査が出来るようになるといいんだがな。
抗原検査の精度が上がってもいい。
30日分セットになってて、舐めるだけで5分ほどすると結果が分かるのがいいな。
1000円くらいで、近所の薬局で買えればなおいい。
陽性になっちまったらどーする!?。
ひょっとしたらヤバいわけだから、むやみに出歩くわけにもいかない。
スマホとかの専用アプリか、HP上のボタンをクリックすると、近所の郵便局か宅配のステーションから連絡があって、これから検体を回収しに行くので、唾液を採取して密閉しておいて欲しいと要請がある。
そう、30日キットには、正式な検査を受けるための検体採集容器がオマケで付属している(オマケなのかあ?)。
正式な検査なので、もちろん公費だ。
37.5度以上の熱があるかとか、持病はあるかなど、しつこく聞かれて自宅待機を要請されることはない。
検査は、直ちに、確実に行われる。
1時間くらいで回収された検体は直ちに分析され、連絡してから2時間くらいで結果が通知される。
再検査か、発症していれば受診医療機関を指示されるか(再検査の検体収集容器は、1回目の回収の際に置いてかれる)。
あらためて予約するなどという手間はいらない。
再検査を受け、何事もなければ、それでおしまい。
明日から、また、毎朝の検査をすればいい。
正式の検査で陽性だったら?。
無症状の陽性者をいちいち受診させていたら、医療機関がパンクする(後述するように、1日10万人の感染者だからな)。
さりとて、無症状だからといって、そのまま放置するわけにもいかない(無症状のまま、翌朝死んじまった事例もあるしな)。
捕捉された感染者は、直ちにトリアージして、適切な医学的管理下に置く必要がある(つーか、第三者に感染させない措置が必要だ)。
血中酸素濃度が低下していても、息苦しさの自覚症状がなかったりするヤバい疾患だからな。
その状態では、少なくとも発熱はしているだろうが、若くて元気なら、多少熱が出たって動き回れるからな。
動けるから、周り中にうつしまくったり、突然ストンと意識が落ちてそれっきりになったりもする。
最初期のトリアージは、訓練された専門職が行うしかない。
体温を測ったり、パルスオキシメーターを装着してもらったり、リモートで指示して、データを転送してもらう(機器は宅配で届ける)。
パルスオキシメーターは24時間着けっぱなしだ(シャワーとかどーする?)。
ヤバくなったら、本人が何と言おうと(息苦しくないから大丈夫とかなんとか)、強制的に入院させて専門的な医学管理下に置く。
まあ、どうでもいいんですが。
そういう、広く網を掛け、症状の有無にかかわらず、片っ端から感染者を洗い出していかない限り、無症候性キャリアを捕捉することはできない。
もちろん、1か月1000円で毎日検査できる抗原検査キットなどはないし、正式なPCR検査には、発症したり、濃厚接触者にならない限りはアクセスできない(なんとなく、心配だから受けときたいんですけど:ダメ!)。
息苦しさの自覚がないまま、酸素不足になって命を落とす感染者も後を絶たない。
自宅待機やホテル待機で、リモートで捕捉できるパルスオキシメーターもない。
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