30年後の世界:2021年初のファルコン9が打ち上げた衛星は何を見るのか:ホントに30年も持つのかあ?
2021-01-09


30年後の世界:2021年初のファルコン9が打ち上げた衛星は何を見るのか:ホントに30年も持つのかあ?


(ミッショントルコ5A)
[URL]

「基本情報
・開始日: 8。1。2021 03:15 CET
・開始ウィンドウ: 4時間(02:28〓06:28)(開始ウィンドウとは)
・ステータス:ミッションは成功しました
・静的点火:実行されません(静的点火とは)
・一次貨物: TurksatおよびTurkish AerospaceIndustriesによってEurostar3000EORプラットフォーム上に構築されたTurksat5A通信衛星
・貨物重量: 3400 kg
・ロケット:ファルコン9 v1.2ブロック5(すでに使用されている第1ステージB1060.4)
・目的:静止状態への移行(GTO)
・結果として生じる軌道: 288 km x 55,049 km x17.66°
・開始ランプ: SLC-40(ケープカナベラル宇宙軍基地、ケープカナベラル、フロリダ州)
・ステージ着陸の試み: 成功、JRTIオフショアプラットフォーム
・カバーをキャッチしよう:はい、半分はネットに着陸します」

「秒読み
すべての時間はおおよそです

時間/分/秒 イベント
00:38:00 SpaceX Launch Directorは、推進剤の装填を確認します
00:35:00 RP-1(ロケットグレード灯油)の装填が進行中
00:35:00 第一段階LOX(液体酸素)ローディングが進行中
00:16:00 第2段階のLOXロードが進行中
00:07:00 Falcon 9は、発売前にエンジンの冷却を開始します
00:01:00 最終的な打ち上げ前チェックを開始するようにフライトコンピューターに命令する
00:01:00 推進剤タンクの飛行圧力への加圧が始まります
00:00:45 SpaceX Launch Directorは、打ち上げに行くことを確認します
00:00:03 エンジンコントローラーは、エンジン点火シーケンスを開始するように命令します
00:00:00 ファルコン9リフトオフ
打ち上げ、着陸、展開
すべての時間はおおよそです

時間/分/秒 イベント
00:01:12 最大Q(ロケットのピーク機械的応力の瞬間)
00:02:34 1段目メインエンジンカットオフ(MECO)
00:02:38 第1段階と第2段階が分かれています
00:02:46 2段目エンジン始動
00:03:37 フェアリング展開
00:06:17 第一段階のエントリーバーンが始まります
00:08:02 2段目エンジンカットオフ(SECO)
00:08:28 第一段階着陸
00:26:51 第2段階のエンジン再始動
00:28:03 2段目エンジンカットオフ(SECO-2)
00:33:04 Turksat5Aの展開」

外連味のない打ち上げ、衛星が軽かったので、2段目のエンジンを2回吹かして、静止軌道に移る際に衛星側の負担が少ない軌道(スーパーシンクロナス・トランスファー軌道)に投入されたようだ。

(スーパーシンクロナス・トランスファー軌道:以前の記事)
[URL]

「静止衛星を上げる時に、静止軌道である3万6千キロ(35786km)より高い高度に上げてしまうという方法」

「トータルで見ると燃料の消費量は少なく済む。」

2021年初の打ち上げとしては、新味に乏しい。

このイーロンXや、ガンター、ウィキペディアの本文、その他の記事を見ても、トルクサット5Aの衛星寿命は15年(以上)となっている。

(SpaceXは2021年の最初の発売でトルコに提供します)
[URL]

「エアバスによると、より効率的な電気スラスターにより、Turksat 5Aは軌道上での位置を30年以上維持でき、多くの大型通信衛星の寿命が2倍になります。」

スティーブンクラークが、どこから拾ってきたネタかは知らないが、30年という衛星寿命は驚異だ(浮沈子は初耳だな)。

エアバスは、スネクマ(サフラン)からホール効果スラスターの技術を買っている。

(Eurostar E3000:ユーロスターE3000EOR参照)
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