SLSの問題点はテスト用機体が本番機であることと見つけたり:追い込んだテストが出来ない恨み節:壊してみなきゃ分らんだろう?
(SLSグリーンランの静的火災は「意図的に保守的な」テスト制限によって短縮されました)
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「私たちがテストしたばかりのロケットは、月の周りにオリオンを打ち上げるロケットであることを覚えておく必要があります」
保守的なパラメータを与え、ハードウェアを温存しつつ必要なデータを得る。
実際に飛行する本番機でテストするなら、大爆発するかもしれないような(S社のテストでは見飽きてますけど)追い込んだテストはできない。
「ステージがさらなるテストや打ち上げのために適切な構成のままであることを保証するために、これらのパラメーターをどのように設定するかについての判断が求められています。」(ブライデンスタイン)
「フライトのコアステージを別のラウンドのテストにさらすリスクと、そのリスクが私たちが行う必要のある学習とどのようにトレードオフするかを理解する必要があります」(キャシーリューダース)
「1つの要因はコアステージの定格寿命です。彼は、ステージは液体水素と液体酸素の推進剤で9回満たされるように設計されていると述べた。これは、これまでに2回行われています。12月のウェットドレスリハーサルと静的火災試験です。12月初旬のウェットドレスリハーサルの最初の試みのために、限られた量の推進剤がステージに搭載されました。
別の静的火災試験を行うということは、ステージに少なくとももう一度推進剤を装填することを意味します。「私たちがそのようなことをするたびに、私たちがタンクに入れることができる9回のうちの1回を奪います」と彼は言いました。「フルデュレーションのホットファイアを行う理由があります。また、フルデュレーションのホットファイアを行わない理由もあります。」」(ブライデンスタイン)
詳しいことは分からないが、トラブルは少なくとも2系統で発生した様だ。
@エンジン2(エンジン番号E2056)のジンバルを駆動するための油圧システムの故障(保守的な設定値を超えた事象?)で、テスト中止の直接の原因になった(油圧供給用の補助エンジン(エンジン2用のCAPU)を停止して、4基のエンジン全てにシャットダウンシーケンスを送信した)。
Aエンジン4(エンジン番号E2060)の計装の故障で、主要コンポーネント障害(MCF)がコールされている。
システムの冗長性が保たれていたために、テスト設計では、この障害(具体的な内容は不明)が発生してもスルーするようになっていたようだ。
明確に記述されているのは上記の2点だが、トラブルじゃないって、グチャグチャ言い訳している問題もある。
B「テスト直後に当局がエンジン4の周りの熱保護ブランケットの近くで見られた「フラッシュ」であると言ったことをまだ調査しています。ブランケットは焦げの兆候を示しましたが、それは標準的なエンジン操作とエンジンの温度から予想されましたセクションは正常でした。」
なぜ、エンジン4周辺だけ焦げたのかは明らかではない。
公表されていない問題点は、おそらく他にもあるだろう。
マスコミの注目が集まる中、バレてーらなトラブルだけ公表したに決まってる!(そうなのかあ?)。
スケジュールが押しているといっても、そもそも、そのスケジュールを推進していた副大統領もNASA長官もいなくなるわけだからな。
問題ない・・・。
つまり、スケジュール問題は、時間が解決してくれるわけだ。
しかし、予算の問題はそうはいかない。
トリプルブルーを達成した民主党は、そもそもアルテミスには冷淡だからな(月着陸船の予算は4分の1しか認めない)。
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