〓変異種:教訓:ワクチンうってマスクしてたら防げたか
2021-09-03


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変異種:教訓:ワクチンうってマスクしてたら防げたか


(アメリカ マスク非着用の教師から児童・家族にコロナ感染拡大)
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「ことし5月下旬に教師ひとりが変異ウイルスの「デルタ株」に感染」

「校内ではマスクの着用が義務づけられていましたが、この教師は本の読み聞かせの際、マスクを外すことがあった」

「この教師はワクチンを接種しておらず、症状が出てからも、検査を受けるまでの2日間、通常どおり勤務」

「CDCはワクチンを接種できる年齢に達していない子どもへの感染を防ぐために、周囲の大人がワクチンを接種することに加えてマスクや換気などの感染対策を徹底することが重要」

さすがNHKの記事は、綺麗にまとまっていて、要点を押さえて無難な結論で締めている。

上手いな・・・。

しかし、浮沈子的にはいくつか気になる点もある。

最後のCDCのコメントにもあるが、多段階で対応しなければ、デルタの感染は防げないということだ。

特に、換気という点に注目だな。

朗読の際にマスク外してたって、教室では当然必要な距離は取っていただろうから、飛沫感染でないことは明らかだ。

この頃(5月下旬)は、米国では、デルタが空気感染だということはまだオーソライズされていなかったからな。

集団感染が起こった学校が、公立か私立かは不明だが、公立学校の教員にワクチンの義務化が行われたのは最近の話だ。

しかし、ワクチンうっていれば避けられたかどうかは分からない。

ブレイクスルー感染は、今となっては当たり前だ。

症状が出てからも勤務していた点が問題とされているが、新型コロナウイルスの感染時期は、発症の数日前からと言われている。

無症状の時期にも感染させまくる。

熱計ったってムリポ!(熱出ない人もいる)。

おそらくは、PCR検査でも、その時期(感染させ始めの頃)は駄々洩れに違いない(半分も引っ掛からないんじゃないのかあ?:従来種(旧欧州産変異種)では、発症時点で6割と言われていた)。

PCRは万能じゃない。

2割は偽陰性ですり抜ける。

もちろん、感染初期の症状は単なる風邪と区別が付かない(味覚や嗅覚の喪失があるとヤバいけどな)。

感染を事前に察知することはできないし、検査しても二次感染を完全に防ぐことはできない。

この事案の場合、ワクチン、マスク、発症後の対策以外にも、考慮すべき点があるような気がする。

たとえば、12歳未満が接種できない状況を改善して、0歳時からワクチン接種を行えるようにするとか。

ワクチンうっても、免疫つかない教師もいるだろうから、ちゃんと抗体値を測って、毎日記録するとか。

教師と生徒を完全に分離して、透明なアクリル(ポリカーボネートでもいいですが)の仕切りで気密性を確保し、強制換気して、生徒と同じ空気を吸えないようにするとか。

いっそのこと、生徒は通学させるが、教師は在宅でリモート授業するとか(いみねー・・・)。

まあ、どうでもいいんですが。

強力なロックダウンを掛ける以外に、デルタを完全に封じ込めることはできない。

ワクチンでもダメ。

マスクしてもダメ。

社会的距離取ってもダメ。

ゼロコロナ政策を採ってきたシンガポールが、ワクチン接種が進んだことから、社会規制を解除しようとしているけれど、内内だけでやるならともかく、検疫を緩めた途端に感染爆発になることは間違いない(そうなのかあ?)。

イスラエルは、アリの一穴から、現在1万人(1日当たり)の感染者を出している(3回目のワクチンもうち始めているけど)。


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