〓ウクライナ降伏不可避:米国は何処と戦争をしているのか
2022-12-25


戦争は、その意味では商売なのだ。

21世紀の戦争は、愛国心とか正義の多寡で決まるわけじゃない(20世紀以前もそうですけど)。

市場(=戦場?)の安定的な成長こそ、最も重視すべきファクターであり、その上に立って初めて、どっちがどれだけ勝ったり負けたりといった話が出来る。

市場なき競争はあり得ない。

もちろん、ドンパチやってる戦場だけが市場じゃない。

身近な話としては、我が国の防衛費は年間6兆円規模だが、有難いことにドンパチやらずに市場を確保している。

まあ、どっかで使うことにはなるかも知れないけどな。

ロシアの軍需産業が、今回のウクライナ侵攻でどれ程儲けているのかは知らない。

また、米国の同業者と裏で調整しているという話は、少なくとも表沙汰にはなっていない。

よく、人殺しの兵器とか言われるけど、あまり効率よく人的損耗を出してしまうのも、好ましいとばかりは言えない。

消費者(武器のオペレーター?)を育成するにも手間がかかるしな。

さりとて、敵の戦力を削ぐには、ある程度の人的損害を与えなければならない。

難しい匙加減だ・・・。

浮沈子の今夜の妄想は、果てしなく広がっている。

もう、何を信じたらいいのかも分からない。

ニュースで報じられているような表層的な話だけでは、事の真相が全く分からない事は確かだ。

物事には裏がある。

たとえば、今回のゼレンスキーの訪米に合わせて、パトリオット防空システムが供与されることになったそうだが、その規模は報じられていない(1基だけという話も:そんなあ!)。

数百万円のドローンを打ち落とすのに、1機5億円のミサイルを発射すると言われている。

攻者3倍の法則で言えば、逆に100分の1のコストで攻めることができる。

まあ、数撃たないと撃ち落されるけどな。

100機は要らないだろう。

迎撃ミサイルの仕様、供与されるパトリオットシステムの規模、運用支援、エトセエトセをコントロールすれば、逆に、ロシア側の兵器の出し方も制御できるというわけだ。

戦争は筋書きがあるドラマだ。

八百長試合とは言わないけど、人間の命を犠牲にして行われる愚かな芝居だ。

ロシアが、誰によって操られているのかは知らない。

クレムリンの奥深くに食い込み、畑で取れる兵士を使って、米国の代理戦争を戦う。

ひょっとすると、2月侵攻当初の失敗(ロシアにとって)も、演出された芝居なのかもしれない。

あっという間に終わっちまったら、商売あがったりだからな。

ウクライナ降伏不可避。

浮沈子の見立ては変わらない。

変わらないけど、それはロシアにとっても言えるかもしれない。

大ロシア帝国崩壊不可避、か・・・。

うーん、なんか、こっちの方がインパクトある気もするんだがな・・・。

<以下追加>ーーーーーーーーーー

(なぜロシアへIntelやAMDなどのチップや部品が輸出規制されているのに大量に輸入され続けているのかというグローバルサプライチェーンの仕組みが明らかに)
[URL]

「ロシアへの輸出もロシアでの販売も行えませんが、トルコへ販売することはできます。そして、EUの非加盟国であるトルコからロシアへの輸出は規制されていません」

「中国領マカオをロシアへの出荷地点として利用したり、イスタンブールに半導体の出荷を目的とした企業を設立」

「友好関係を維持している中国からの輸入が増加」(記事によれば中国産電子部品には不良品が多いとも:検査ではじかれた不良品混ぜてるんじゃね?。)

「輸出規制が行われてから2022年10月末までの7カ月で、少なくとも26億ドル(約3450億円)の電子部品がロシアに出荷」

続きを読む
戻る
[ノンセクション]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット