〓スターライナー:CFTは4月
2024-01-27


スターライナー:CFTは4月


(ロケットレポート:イランが軌道に到達。中国企業が素晴らしい着陸試験を達成)
[URL]

「スターライナーは4月の発売に向けて順調に進んでいます。」

昨年の延期では、2つの問題が指摘されていた。

・パラシュートの索の強度不足
・絶縁テープの可燃性

で、今回、その問題に解決のめどがついたというわけだ。

「宇宙機関の飛行証明プロセス中に特定された技術的問題の解決において、チームは大きな進歩を遂げた」

「スターライナーのパラシュートシステムへの最近の改良が検証された今月初めの落下試験の成功を受けて、NASAとボーイングは、スターライナーの初の有人飛行に先立って、テストデータの最終分析を実施し、システム全体の認証を完了することに取り組んでいます。」

「ボーイングはまた、特定の環境条件で可燃性のリスクをもたらした可能性があるP213テープの除去を完了しました。」

やれやれ・・・。

記事にはNASAブログへのリンクが貼られている。

(NASAとボーイングが飛行試験準備の次の段階に移行)
[URL]

「NASAとボーイングはスターライナーの初の有人飛行に先立って、試験データの最終分析を実施し、システム全体の認証を完了することに取り組んでいる。この標準的な NASA プロセスは、スターライナーのパラシュート システムが乗組員の安全要件を満たしていることを独自に検証するために設計されており、今後 6 〜 8 週間にわたって継続される予定です。」

これに先立ち、パラシュートの落下試験が行われた。

(スターライナーのパラシュートシステムのアップグレードが有人飛行前にテストされました)
[URL]

「1月9日にアリゾナ州の砂漠上空で試験された。パラシュートの展開と試験品の軟着陸が視覚的に確認された。」

ぱっと見は、成功ということのようだ。

が、NASAの解析受けて承認されるまでには数か月かかるということだな。

まあいい。

一方の、絶縁テープについては、初めのブログに詳しい。

「一方、ボーイング社は、特定の環境条件下で可燃性のリスクをもたらした可能性があるP213テープの除去を完了した。ボーイングはスターライナーの乗組員モジュールから17ポンド(約4,300フィート)以上の物質を除去した。」

「テープを剥がすことでスターライナーのハードウェアへのリスクが高まる箇所については、ボーイング社は、P213のテープを別の不燃性で擦れに強いテープで覆ったり、ワイヤーハーネスに防火帯を設置したりするなど、テスト済みの修復技術を適用した。」

懸念が払しょくされ、打ち上げに向けての準備も進んでいる。

「ボーイングはスターライナーの組み立て完了を1月末に目指している。」

「アップグレードされたパラシュートは、スターライナーの前部熱シールドと上昇カバーとともに配送され、宇宙船に設置されました。」

「今後数か月間、チームは次のことを行います。」

・総合的な乗務員飛行試験の認定を完了するために取り組む。
・すでにサービスモジュールに結合されているスターライナー宇宙船に最後の仕上げを施します。
・運用条件のシミュレーションを実行して、乗組員、飛行管制官、地上運用チームとともにミッションの各段階をリハーサルします。
・宇宙空間での操縦のために、搭載されたスラスター用の推進剤を宇宙船に燃料として供給します。

続きを読む

[宇宙]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット