〓米国大統領選挙:老人と詐欺師
2024-06-29


米国大統領選挙:老人と詐欺師


(【米大統領選討論会】「老人と詐欺師」の対決 不安残したバイデン氏)
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「民主党のバイデン大統領(81)と共和党のトランプ前大統領(78)による今回の対決は「老人」と「詐欺師」の戦いだった。」

記事は途中までしか読めないけど、なかなかインパクトのあるタイトルだな。

「バイデン氏が2期目も体力的に問題ないと信じる米国人は7人に1人(15%)しかいない。」

浮沈子は、討論を見ていたわけではないけど、NYTはバイデンの撤退を求めた社説を掲載したそうだ。

(ニューヨーク・タイムズ、バイデン氏に大統領選撤退要求)
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「米国のためにバイデン氏は選挙戦から去るべきだ」

「米国に対してできる最大の貢献は大統領選をこれ以上続けないと表明することだと訴えた。」

究極の撤退勧告だな。

実際の話、これから大統領選の候補者を探して選びなおし、トランプにぶつけるのは難しいだろう。

(米有力紙「バイデン氏は大統領選 撤退を」本人は巻き返し誓う)
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「トランプ氏の危険性、この国の将来、そしてバイデン氏の不安定さを鑑みれば、アメリカは共和党候補に対抗できる、より強力な人物を必要としている」

アメリカが必要としているかどうかはともかく、民主党が必要としていることだけは間違いない。

「一方、バイデン氏は討論会から一夜明けた28日、南部ノースカロライナ州で演説し「打ちのめされても立ち上がるのだ」と述べて、巻き返しを誓いました。」

さすがに政治家だと思うのは、転んでもただでは起きないところだな。

しかし、4か月余りとなった残りの大統領選挙戦を戦い抜くのは困難だろう。

各国では、もしトラへの備えが加速している。

(バイデンは「崩壊したかも」...討論会後、世界各国で「トランプ勝利」に備える動きが一気に加速)
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「米国の同盟国の一角では、共和党のトランプ前大統領の返り咲きに備える動きが強まっている。」

「イタリアのレンツィ元首相はXへの投稿で、バイデン大統領が米国に名誉ある貢献を行ったとした上で「彼に不名誉な結末はふさわしくない。馬を変えるのは皆の義務だ」と述べた。」

「ベルギーのフェルホフスタット元首相はXにバイデン、トランプ両氏の写真を投稿し、「米民主主義は老人政治によって死滅した」と述べた。」

「ショルツ独首相は以前、バイデン氏再選の見通しを歓迎していた。しかし、連立政権を構成する自由民主党(FDP)の議員の1人は独紙に対し「米民主党がトランプ氏に対抗する強力な候補を立てることができず、トランプ氏のような人物が再び大統領になる可能性があるという事実は、全世界が感じる歴史的な悲劇となるだろう」とし、米民主党に候補者の交代を促した。」

「7月4日に総選挙を控える英国では、世論調査で支持率トップに立つ野党・労働党のキア・スターマー党首が、米英関係は強固で「個人を超える」と述べた。」

首脳クラスだけではない。

「仏紙ルモンドはバイデン氏を「難破船」と呼び、英大衆紙デイリー・ミラーは「失言だらけの悪夢」と評した。独紙ビルト紙は「おやすみ、ジョー!」としたほか、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは「トランプ氏はバイデン氏を怪物にした。民主党はジョーでは勝てない」と報じた。」

「キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹の宮家邦彦氏は、トランプ氏は勝たなかったが、バイデン氏は「崩壊したかもしれない」と指摘。」


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[ノンセクション]

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