ヘンタイノート:画面巻き取り式ノートPC
(世界初の巻き取り式ディスプレイが14インチ〜16.7インチに伸縮するノートPC「ThinkBook Plus Gen 6」をLenovoが発表)
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「画面は解像度2000×1600ピクセルの対角14インチで、最大で解像度は2000×2350ピクセルの対角16.7インチに拡大します。」
「ディスプレイは折り畳み可能なフレキシブルOLEDディスプレイで、ThinkBook Plus Gen 6に内蔵されているモーターで巻き上げたり巻き下げたりします。」
ヒンジの手前の本体側にローラーがあって、確かに巻き取っている感じがする(本体の底にスライドさせているわけじゃなさそうだ)。
わずか2.7インチ(7センチ弱:対角線で)のサイズアップにどれほどの意味があるのかとか、ギミックに過ぎないんじゃねーのとか突っ込んではいけない。
「ThinkBook Plus Gen 6は徹底的にテストされ、少なくとも 3万回の蓋のヒンジの開閉と2万回の画面巻き上げに耐えられると評価されています」
「2025年第1四半期(1月〜3月)に発売され、価格は3499ドル(約55万3000円)から」
驚いたことに、ちゃんとしたカタログモデルなわけだ。
価格的にも、「売る気がないんじゃね?」的な設定とは言えない。
(新たなる変態ノート!画面巻取式で14〜16.7型に変形する「ThinkBook Plus Gen 6 Rollable」)
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「Lenovoはこうした巻取ディスプレイのPoC(Proof of Concept、技術が実現可能かを確認する試作機)を2023年のMWCでライブデモしており、今回はそれが実際の製品として登場した形になる。」
試作機は、以前に登場していたわけだ。
「画面巻取式ディスプレイ採用AI PCとしては世界初の製品」
んなもん売り出して、実際に売れるのかあ?。
「約50%表示面積が増える。」
「SoCはCore Ultra 200V、メモリは最大32GB、ストレージは最大2TBとなっておりノートPCとしては十分なスペックを実現しており、MicrosoftのCopilot+ PCに対応」
【表】ThinkBook Plus Gen 6 Rollableのスペック
・CPU:Core Ultra 200V
・メモリ:最大32GB(LPDDR5x-8533)
・ストレージ:最大2TB(PCIe 4.0)
・ディスプレイ:14〜16.7型 可動式OLED(100% DCI-P3)
・カメラ:500万画素(USB接続)
・生体認証:顔認証
・Wi-Fi/BT:Wi-Fi 7/BT5.4
・WAN:−
・バッテリ容量:66Wh
・サイズ(幅x奥行x高さ):303x230x19.9mm
・重量:1.69kg
・OS:Windows 11
細かいところを突っ込めば、画面サイズとしては巻き取りの関係で左右にデッドスペースが発生するため、幅が筐体サイズに対して狭くならざるを得ない。
ベゼルが狭いことを売りにする最近のノートPCとしては、若干のネガがあるな。
まあ、どうでもいいんですが。
この手のギミックとして有名なのは、先祖であるこれ!。
(【ThinkPadクロニクル】伝説の“バタフライキーボード”を搭載した「ThinkPad 701C」)
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「これが伝説のバタフライキーボードだ!
本連載の記念すべき第一弾に筆者が選んだモデルは、伝説のギミックを搭載して当時の大人を少年時代に連れ戻すかのような現象を巻き起こした「ThinkPad 701C」です。万が一、この連載が短期間で打ち切りになっても、この機種だけは記事化しておかなければならないという使命感すらあるほどです。それではさっそく見ていきましょう。」
この記事の筆者自身が、既に「少年時代」に連れ戻されているけどな・・・。
まあいい。
巻き取り式ディスプレイというのは、これが初めてじゃない。
(シャープ・NHKの「巻き取れるディスプレイ」から見える未来)
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「2019年11月11日」の記事。
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