欧州大戦争:ウクライナ戦線:米国支援停止
(“トランプ氏 ウクライナ軍事支援 一時停止指示”米メディア)
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「アメリカの複数のメディアは3日、トランプ大統領が、ウクライナへのすべての軍事支援を一時停止するよう指示したと相次いで伝えました。」
「「ブルームバーグ」は国防総省の高官の話として、軍事支援の停止は、トランプ大統領が、ウクライナのリーダーが平和に対する誠実な決意を示したと判断するまで継続されるとしています。」
「まだウクライナに届いていないすべての軍事支援が一時停止の対象になるとしていて、航空機や船舶で輸送中の兵器や、隣国のポーランドに運び込まれたものも含まれる」
マジか!?。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
支援の停止を検討していることは、ワシントンポストが報じていたが、まさか本当に止めるとは思っても見なかったからな。
ウクライナが求める停戦後の安全保障は、レアアースの取引で十分ということなわけだ(そうなのかあ?)。
(ゼレンスキー大統領 “停戦ほど遠い”にトランプ大統領が非難)
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「ロシアとの停戦合意に達するにはほど遠い」(ウクライナのゼレンスキ―大統領)
「最悪の発言だ。アメリカはもう長くは我慢しない。この男はアメリカの後ろ盾がある限り、平和を望んでいない」(アメリカのトランプ大統領)
まあ、そう言うだろうな。
就任後、24時間で終わらせて見せると豪語していた手前、当事者が妨害に走っているように見えるんだろう。
だが、トランプが支援を止めても、ウクライナは少なくとも夏くらいまでは戦闘を続けることが出来るだろう。
問題は欧州の出方だが、米国の後ろ盾(航空支援など)がない状態では手も足も出せない。
「ヨーロッパはゼレンスキー氏との会合で、アメリカなしでは仕事ができないとはっきりと表明した。ロシアに対する強さを示す意味ではあまり良い発言ではない。何を考えているのか」(同上)
浮沈子も同感だ。
独自の停戦案を模索しているようだが、それさえも米国頼みだし、停戦後の安全保障(欧州軍の駐留)も米国ありきだ。
ふざけんな!(バンスのぼやき・・・)。
「トランプ大統領はあの場を自分の支持層向けにウクライナから鉱物資源を勝ち取った場としたかった。一方、ウクライナ側はアメリカに鉱物資源を半永久的にプレゼントするだけだったら安全が守られないというところがあった。国の命運をかけた外交をゼレンスキー大統領は行っていた」「あの場でトランプ大統領とバンス副大統領を怒らせないためには『ロシアとしっかり話をする』といった絶対に言えないことを言うことだった。ゼレンスキー大統領の後ろには家族が亡くなったウクライナ人がいるわけで、その人たちの声を代弁しないといけなかった」「トランプ大統領はゼレンスキー大統領がいかに、いこじでロシアとの平和交渉に全く興味がなく、自分の主張をする男だと支持層向けにPRした。ゼレンスキー大統領にとっては大きなマイナスになった」(アメリカ政治に詳しい上智大学の前嶋和弘教授)
トランプにとっては、ゼレンスキーが嫌がらせをして、トランプがノーベル平和賞を取れないように画策しているとしか見えないんだろう(そういうことかあ?)。
トランプ政権になって、米国の支援が途絶える中(政権発足後の新たな支援の決定はない)、ウクライナが望む形での平和は期待できなくなっている。
仮にレアアースの契約を得たとしても、それがプーチンに対する切り札になるわけじゃあないしな。
(トランプ氏、ウクライナへの軍事支援停止−ゼレンスキー氏と口論後)
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