〓変異種:NB.1.8.1:新型コロナは終わらない
2025-07-19


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変異種:NB.1.8.1:新型コロナは終わらない


(変異株について)
[URL]

最近、検体数が一桁と悲惨な状況になっているんだが、新型コロナウイルスの遺伝子解析を細々と続けている。

現在検出されているのは、標記のNB.1.8.1株で、レポートも上がっている。

(SARS-CoV-2オミクロンNB.1.8.1株の ウイルス学的特性の解明)
[URL]

「2025年5月現在、オミクロン亜株である「オミクロンNB.1.8.1株」が香港、シンガポール、米国などを中心に世界各地で流行を拡大しつつあります。」

「オミクロンNB.1.8.1株は、現在の主流行株であるオミクロンXEC株やオミクロンLP.8.1株よりも高い伝播力(実効再生産数)を有するが、液性免疫逃避能は向上しておらず、自然感染やワクチン接種により誘導された中和抗体により同等に中和されることが分かりました。」

「図3:オミクロンNB.1.8.1株は既感染およびオミクロンJN.1株対応1価ワクチン接種により誘導される中和抗体に対して、オミクロンXEC株やオミクロンLP.8.1株と同等の感受性を示す」(図のキャプションより)

さてさて、浮沈子がうったコスタイベ筋注用(レプリコンワクチン)は、何が製造株だったんだろうな(んなことも、調べてなかったのかあ?)。

(医療用医薬品 : コスタイベ)
[URL]

「抗原株 SARS-CoV-2オミクロン株JN.1系統」

おっと、ちゃんとJN.1(別名:BA.2.86.1.1)系統から作られている。

参考までにコミナティ筋注やスパイクバックス筋注も調べたが、どれも同じだ。

(医療用医薬品 : コミナティ)
[URL]

(医療用医薬品 : スパイクバックス)
[URL]

剤型が異なるので単純な比較はできないけど、含まれているmRNAの量も見てみた。

・コスタイベ筋注用:有効成分:(1バイアル中) SARS-CoV-2のスパイクタンパク質をコードするmRNA 0.10mg

・コミナティ筋注:有効成分 SARS-CoV-2のスパイクタンパク質をコードするmRNA:含量:0.030mg(RNA総量として)

・スパイクバックス筋注:有効成分:SARS-CoV-2のスパイクタンパク質をコードするmRNA:0.05mg

コスタイベは1バイアルが15回分ということになっている(生理食塩水溶解)。

1回あたりにすると、0.007mg程度か。

コミナティは、0.3mlのシリンジになっていて、1本当たりの含有量だ。

スパイクバックスは、1回0.5ml(12歳以上)とした場合、5回分となる。

有効成分の量が、バイアル当たりなのかは不明だ(バイアル当たりとした場合は1回分0.01mg)。

こうしてみると、コスタイベが特段mRNAの量が少ないというわけでもないことが分かる。

コミナティに対しては約4分の1だが、スパイクバックスとは3割強しか違わない。

それにしては、副反応の違いはかなりある。

天と地ほどの違いだ。

接種量が少ないからという理屈には合わない。

まあ、どうでもいいんですが。

先の東大医科研の論文では、NB.1.8.1の「流行原理」とやらの解明はされていないようだ。

同じように罹患者の免疫やワクチンに反応しているのに、なぜ流行が進むのか(<以下追加>参照)。


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[ノンセクション]

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