仕入れ
2012-06-16


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仕入れ


今日、心の中の価値を、カタチにしてきた。

500Eの仕入れに埼玉県まで行ってきたのだ。

乗り出し価格113万円で車検は来年3月末まで付いている。試乗をさせて頂いた上で、ご成約となった。同時に、300Eは、下取り車として引き取って頂けることになった(廃車にはならなくて済みそうなので、ほっとした)。

納車予定日は、来月の22日である(私の都合で、延ばしてもらう)。

帰りに、J-AUTOに寄って、仕入れの顛末を報告する。現状でも走ることは走るが、せっかくの500Eなので、手を入れていただいた上で、ブレーキなどをチューンアップしていこうと思って相談に行った。

100万そこそこの500Eに、金川さんは不安げである。

いろいろ心配してくれる。本当に有難い。こういうお店がある限り、500Eは安泰である。

早く持ち込んで安心させてあげたいのだが、なかなかそうもいかない。休日も忙しいし、休みもとりづらい。車庫証明とか、自前でやらなければならないことも多いのだ。

選んだ個体は、ヤナセのディーラー車でメンテも全てヤナセである。

(そのクルマ:私が買ってしまったので、直ぐに見られなくなります)
[URL]

納車時からの記録簿を全部見たが、殆ど何も交換していない。20年前の姿そのままに(経年劣化はしてますが)、純正の姿を留めている。

たぶん、珍しい個体だ。3オーナーだという。最初は法人オーナーで、個人2人が最近短期間保有していた。お約束の樹脂の収縮でAピラーの内張りに隙間ができていたり、センターコンソールのウッドパネルのニスにひび割れ2本あったり、レザーシートが(かなり)ひび割れていたりするのは、内装に何も手を入れずに、普通に乗ってきた証である。天井は剥がれておらず、羨ましい。

右のパネルを修復していたり、一部塗装の艶がなかったりするが、そんなことは問題ではない。

エンジンはちょっと眠いが、どうせろくに回していなかったのだろう。

エンジンルームも見たが、異音もせずにスムーズに回っている。熱による樹脂やゴム類の傷みがひどいが、このあたりは全とっかえでしょうな。

ハンドリングにも問題は感じられず、ブレーキも良く利く。足回りのどたばた感もない。

極上車では決してない。

年式なりのヤレ、タレ、ヘタリに満ち溢れた「良車」である。

私としては、手入れのし甲斐がある「良い素材」と見た。

が、これは(300Eに12年乗っているとはいえ)アマチュアの見立てである。J-AUTOに持ち込んで、プロが見たとき、こちらが「ぎゃふん」というか、逆に向こうが「ほほう」というか(ちょっと、自信あります)。来月の持込が、楽しみである。
[自動車]

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