[画像]
ゴルフ
ヤナセが初代ゴルフを売っていた頃、30年以上も前に乗せてもらったことがある。
当時の国産自動車の基準からいうと、乗り心地の悪い車だと思った以外、取り立てて強い印象はなかった。
運転免許を取ったばかりで、自動車であれば何でも良かった。トヨタのダルマセリカで走り回っていた頃である。
それから時が流れて、30年ぶりにゴルフに試乗した。
バリアントというワゴンタイプ、1.2リットル直列4気筒SOHCインタークーラー付ターボ(2バルブ)のオートマである。
(ゴルフバリアントTSIトレンドライン)
[URL]
ま、こんなもんじゃない?。
値段を聞いて驚く。280まんえんだと!。
(プライス)
[URL]
いい商売してるよなあ・・・。
スズキスイフトの2倍の価格である。性能や使い勝手は、ほぼ互角だろう。
うーん。
(スイフト)
[URL]
まあ、消費者はこの差を承知で買うんだから、資本主義ってとっても素敵な社会だと思うんだが、それを言い出したら、ベンツやポルシェだって同じことだろう(ポルシェはフォルクスワーゲングループだし)。
マークXとベンツのEクラスなんか、正直言って区別がつかない。素人に分かるのはプライスタグだけである(3倍くらい)。
中古のボクスターで乗り付けたのだが、新車のゴルフに乗り換える気には、さらさらならなかった(比較するか?)。
ドイツ車にどうしても乗りたくて、1台しか所有できなくて、燃費重視で荷物も積みたい人だけが、財布(や、それを握っている財務省)と相談して決める。
いやいや、最近乗った車の中でいえば、BMWの1シリーズ(116ⅰ)がお薦めですなあ。私なら間違いなくこっちにする。何も我慢する必要がない。VWの1.2リットルエンジンは、少しざらつきが感じられるが、BMWの1.6ターボは、ストレスのない綺麗な回り方をする。
ここが、ベースモデルの作り方に対するメーカーの考え方の差なんだろう。BMWは、ブランドを死守するために、惜しみなくコストをかけてくる会社である。
対して、VWは、普通の車作りをする。価格なりのコストをかける。2億円の車には、相応のコストをかけるが、2百万円の車はそれなりである。
来週辺りから、2013年モデルの試乗ができるようになるという。1.4リットルツインチャージャー(スーパーチャージャーとターボチャージャー)にでも試乗してみようか(あまり期待できそうもないが)。
(TSIハイライン)
[URL]
コメントをする