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サイドマウントの意味
ケーブダイビングから発展して、ダイビングの一つのスタイルになりつつあるサイドマウントについては、このページが詳しい。
(Sidemount)
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もちろん、いろいろな指導団体の教科書には、もっと詳細に、実地に即した解説があるだろうが、ケチな浮沈子は、イントラのコンフィギュレーションや、ネットの情報でアウトラインを掴みたいと考えている。
だって、CCRのサイドマウントなんていうコースは、どこの指導団体でもリリースしてないんだから。
シングルタンクでのダイビングに相当するシングルCCRダイビングでは、ガス持ちの良さやトラブルへの対処は別にして、基本的にはオープンサーキットと同じコンフィギュレーションなのだが、器材の堅牢性が劣るために、元々、ベイルアウト用としてステージボトルを持ち込んでいる。
深度や環境によるが、数本のタンクを持ちこむことが必要になってくることもある。それらは、インスピの場合、背中のケースの外側に、オプションの取り付け金具を用いて取り付けたり、シンプルにサイドマウントにして持ち込んだりする。
それらの携行方法を、サイドマウントと呼んでいいのかどうかについても、若干の議論があるかもしれない。
ストリームラインに沿っていなかったり、バルブへのアクセスに問題があったりするからだ。
もちろん、人によっては、そのあたりも考慮した携行方法を採っているだろうが、必ずしも明確にはなっていない(浮沈子が知らないだけかも)。
ダイビングは、人それぞれだが、基本は同じで、理に適っていなければならない。環境や潜水計画によってアレンジが行われることはあるが、リスクと効果を慎重に検討することが必要だ。
サイドマウントにも、何十年という歴史があり、数々の経験から構築されたスタンダードがあるようだ。器材メーカーも、そのあたりのノウハウを反映した器具を開発、販売している。
狭隘なケーブやレックは当然として、一般のダイバーがサイドマウントを選択するメリットは何だろうか。
コンパクトな器材、シリンダーヘッドへのアクセスの良さ、遊泳抵抗の軽減、レギュレーター故障時のタンクからの直接呼吸の容易さ、エントリー(エキジット)時のタンク分離による運搬性の容易さなどが挙げられている。
それが、バックマウントに対してどれ程のものかは、人によっても環境によっても異なるので、慎重に検討する必要はあるが、逆にデメリットというものは、オープンサーキットにおいては特にない。
既にバックマウントの器材を買い整えているダイバーにしてみれば、新たな出費を強いられることにはなるが。
これから新規にダイビングを始めるという方は、大いに悩むことになるだろう。特に、将来はテクニカルダイビングをマスターして、ケーブダイバーになりたいと考えている方は、ダブルタンク用の器材との選択を迫られることになる。
まあ、そんなに悩まないで、全部買ってしまうのがよろしい。
道具なんてものは、技量をマスターしていくうちに良し悪しが分かるようになるもので、初めは言われたとおりのものを揃えるしかない。いやなら、借りればよい。自前のものがないと、絶対的に不自由するのは、CCRくらいのものだ(普通、レンタルないし・・・)。
バックマウントとサイドマウントのどちらがいいか。
今のところは、バックマウントの方が、アットーテキに多いので、器材の種類も豊富だし、講習も受けやすいのでオススメだが、散々潜って、何か新しいことを始めたいと考えている方にとっては、面白い選択になるだろう。
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