世界の動き
2014-03-18


世界の動き


このところ、様々な事件、事故が立て続けに起こって、浮沈子の心安らかな療養生活に波紋を投げかけている。

昨年は、国家機密保護法を巡って、怪しげな動きがあったし、その後は靖国参拝や集団的自衛権を巡って、余計なことをしているようだ。

国内だけではなく、海外でも、バンコクの反政府デモや、バリ島でのダイビング事故、さらにはクリミアを巡るロシアとウクライナの抗争、加えてマレーシア航空機の失踪もあった。

どれも、事態はそれなりに推移していて、中には収束に向かいつつあるものも出てきた。

(ジャワ島沖で遺体発見 ダイビングスーツ着用 不明の邦人女性か?)
[URL]

(タイ政府、バンコクの非常事態宣言を19日から解除=治安当局)
[URL]

ダイバーの身元の確認には数日掛かると思われるし、タイの政治情勢は、国会が開かれるかどうかという、次のステージに移っている。

しかし、クリミアは、ロシアが強行に併合しようとしているし、マレーシア航空機は影も形もない。

クリミアの情勢については、軍隊の衝突を回避すること、事態の収拾に向けた外交的、政治的努力を継続することが重要だ。

浮沈子は、選挙で選ばれた政権を実力で排除して権力を奪った現在のウクライナの指導部を認めるわけにはいかないというロシアの主張には一理あると考えている。

ウクライナの指導部には、統治の正当性はない。

だからといって、クリミアの分離独立を認めるというのも、おかしな話だ。

正当性のある大統領がロシアに逃げ込んでいるときに、分離独立とかって、それこそ正統性がないんじゃない?。

まあ、住民投票もやっちゃったし、後は政治的に手打ちをするしかないので、穏便にことが運ぶことを願うしかない。

マレーシア航空機については、昨日も「プロの目」から見た状況認識について検討した。

今日のロイターにも、同じような記事が出ている。

(焦点:「ブラックホール」入りしたマレーシア機、背後に入念な計画か)
[URL]

浮沈子のUFO説に対抗して、ブラックホールを持ち出してきたわけだな。

まあいい。

「航空業界の専門家らは、パイロットか、あるいは専門知識を持った乗客とみられるこの人物が、入念な計画をもってレーダーとの交信を絶つ位置と時間を選んだとみている。」

「777型機を含むジェット機の操縦経験を持つアジア系航空会社の機長は「航空機を操縦していた人物が取った行動はいずれも考え抜かれたものとみられる」と語った。」

「レーダーの専門家、ハンス・ウェーバー氏によると、航空管制はトランスポンダを通じた航空機との交信に二次レーダーを使用するが、一部のシステムでは一次レーダーも併用される。ただ、一次レーダーの信号は二次レーダーの信号よりも弱まるのが速いため、航空機の位置確認が困難だった可能性がある。

同氏は「トランスポンダのスイッチを切ったことは、この人物が高度な訓練を受けていることを示している」と指摘した。」

この中に、一次レーダーと二次レーダー及びトランスポンダという言葉が出てくる。

(一次レーダー)
[URL]

(二次レーダー)
[URL]

(トランスポンダ)

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[ノンセクション]

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