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プール講習


大井町のダイビングプールで、柏崎さんにマーク６の講習を受ける。

どこかから調達してくれた臨時のユニットは快調で、スタートアッププロシージャーを一発クリア！。

一昨日もそうだったが、こんなにスムーズに使えるなら、マーク６の悪評なんて、どこかに吹っ飛んでいくんじゃないかと思うほどだ。

まあ、海洋実習してみないと、正当な評価は下せない。

それが証拠に、柏崎さんの、バージョンアップしたセブンのヘッドユニットが不調で、初期のマーク６で潜っていた。

まあ、何でも初物にはトラブルがつき物だし、ハードウエアをそのままに、ファームウェア（ＯＳかあ？）を入れ替えて高速化して対応したというので、ＣＰＵの待ち時間がオーバーしているのかもしれないな。

そんなこんなで、まっさらの新品のソフノダイブを入れて本日のプール講習が始まる。

ちょっと耳抜きに苦労したが、ＳＭＳ７５は、Ｅｘ−Ｓｃｕｂａのウエイトポケットに２ｋｇ玉を左右に入れただけで、すんなりと潜れる。

アルミのシリンダーが軽いのと、呼吸回路の容積が小さいのが利いているようだ。

ベイルアウトシリンダーも、ラクスファーだったし。

うーん、軽さは正義だ！。

カウンターラングを付けると、左ショルダーのインフレーターが使えなかったり、ダンプバルブの紐が引けなかったりするが、この辺はどうにでもなる。

とりあえず、潜っていろいろ弄ってみる。

しばらく慣れるまで放置されて、いよいよ、いろんな芸を仕込まれることになった。

まあ、何かあれば、とにかくオープンサーキットに切り替えて、さらにベイルアウト用シリンダーのセカンドを引き出して吸う。

そのセカンドが切れた時のオクトパスブリージング（っていうのかあ？）を柏崎さんから貰って行う。

カウンターラングを手で押して排気するコツも分かった（ＯＰＶを、上にするわけですな）。

呼吸回路の容積がコンパクトなので、とにかくコントロールしやすい。

水深２ｍでのホバリングが苦もなく出来る。

うーん、浮沈子のこの５年間は、一体何だったんだあ？。

まあいい。

予定より１時間も早く講習が終わってしまった。

ユニットのバラしと洗浄を行って、ＢＣ、マスク、フィンを預ける。

日程の変更があって、次回は８月頭ということになった。

随分と日にちが空く。

なんか不安だが、まあ、どーってことはない。

物覚え悪く、物忘れ激しく、思い違いや勘違いは当たり前の人間系に頼ろうとするダイビングなんだから仕方ない。

早く、全自動洗濯機、じゃなくて、全自動潜水機を開発してもらいたいものだ。

３週間も覚えてられっかよ！。

伊豆某所での海洋ダイビングである。

８月初旬じゃ、水温も上がってないだろうし（ちなみに、今日の獅子浜は水温２０度（！）だそうです）。

もう５、６度上がって欲しいよな。

ドライスーツを持っていない浮沈子は、厚手のウエットを貸してもらうしかない。

浅く明るく暖かいダイビングしかしてこなかったので、厳しい環境の日本の海には、全然馴染めていないのである。

さて、マーク６でのプールダイビングだが、このスキルをＣＣＲの初心者が行うというのは大変だろう。

組み立てにしたって、インスピで慣れているからいいようなものの、全く触ったこともないダイバーが、いきなりやるというのは精神的にかなり負担が大きいのではないか。

コンピューター殿が、いろいろ文句をつけてくるわけだし、ひゃくまんえんもする代物を、水の中に沈めるというだけでも、浮沈子などはビクビクものである。

デジカメが水没するのとは、わけが違う！。