日本隆起?
2015-04-25


日本隆起?


日本沈没といえば、小松左京の代表作である。

(日本沈没)
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「1964年から執筆が開始され、9年がかりで完成した。」

「元々は「日本人が国を失い放浪の民族になったらどうなるのか」をテーマに据えており、日本列島沈没はあくまでもその舞台設定」

「難民となって世界中に散っていった日本人を描く第2部の構想(仮題は『日本漂流』)もあり、下巻の最後に「第1部・完」と記されていた。下巻発刊後、長い間執筆されることはなかったが、2006年のリメイク版映画の公開に合わせて谷甲州との共著という形で出版された。」

「第三部をもし作るとしたら、第二部で生きてた日本人はもう宇宙まで行くしかない。」

まあ、SFということなので、どんどんいってもらいたいものだ。

「現実に日本列島が沈没する可能性:
日本列島の土台は複数のプレートの運動によって形成された付加体である。これは大陸側のプレートと太平洋側のプレートの衝突によって、海洋プレートの上の堆積物が押し上げられる形で隆起したものである。よってこのプレートの動きが変わらない限り日本列島が沈没することはなく、むしろ現在日本列島は沈下ではなく隆起している。」

あくまでも、日本人を漂流させるための舞台設定であって、現実には日本列島は隆起し続けている。

プレートの沈み込みにしても、付加体(伊豆半島など)を運んでくるので、引きずり込まれるというよりも、いろいろくっ付いて増えていくわけだな。

(海底が謎の隆起、海面10m超の高さに 知床半島の沿岸)
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「北海道の知床半島で24日、海岸線沿いの海底が隆起し、新たな陸地になっているのを近くの住民らが見つけた。」

「目測では隆起は長さ500メートル以上、幅は広いところで30〜40メートルで高さは海面から10〜20メートルほど。」

これ以外にも、太平洋上では西之島が新たな火山島に飲み込まれて、大変なことになっている。

(JAMSTECなど、西之島新島の噴火後初めてとなる海洋調査を実施)
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「独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は3月27日、2013年11月の噴火後初めてとなる西之島周辺海域の海洋調査船による調査を実施したと発表した。」

「なお、独立行政法人 海洋研究開発機構は4月1日より、独立行政法人制度改革によって国立研究開発法人 海洋研究開発機構となった。」

まあ、どうでもいいんですが。

日本は、黙っていてもどんどん国土が増えていくという恵まれた環境にあるわけだ。

地震や火山噴火、津波などの自然災害を耐え忍んでいれば、将来は安泰である(そういうことかあ?)。

別に、国土を失って、民族が漂流するようなことにはならない(たぶん)。

中国やロシアに占領されて追い出されたり、辺野古移設に痺れを切らした米国に再占領されて、ハワイとかに強制移住させられない限りは、この島国で生きていける。

(列島)
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「日本列島も島弧の一つである。ほとんどの島弧は火山フロントと呼ばれる前線帯に沿って火山を伴う。」

地震や火山や津波といった自然災害に加えて、二次災害のほうも心配ではあるな。

原発とか、道路、線路など、災害時に影響を受ける施設も多い。

どんなに対策しても、人間が作るものに完全はない。

日本人は、この島国に住み着いてから、膨大な富を蓄積してきた。

何だかんだいって、災害と共存しながら生きてきたわけだな。


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[ノンセクション]

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