「神の数式」
2015-08-26


「神の数式」


(神の数式:動画出ます)
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ちょっと、別のことに関心があって、ネットを漁っていたら、この番組にぶち当たってしまって、結局全部見る羽目になった。

ディラックから、ワインバーグまで、さらには超ひも理論やM理論(M値とは関係ありません)まで、一気に辿るという壮大なシリーズだ。

それぞれの時代で、理論上何が問題になり、どう解決してきたのかということをざっと見せてくれる。

「・1/6 この世は 何から出来ている?  この世を 数式で 説明する
・2/6 この世は 何から出来ている?  ディラック 方程式
・3/6 この世は 何から出来ている?  電磁気力と 無限大
・4/6 この世は 何から出来ている?  全ての重さは 【 ゼロ 】?
・5/6 この世は 何から出来ている?  自発的 対称性の 破れ
・6/6 この世は 何から出来ている?  ヒッグス粒子の発見」

「・1/4 この宇宙はどこから来た ?  一般 相対性 理論は 【 神の数式 】ではない
・2/4 この宇宙はどこから来た?  無限大の謎・マトベイ ブロンスタインの悲劇
・3/4 この宇宙はどこから来た? 超弦理論・最小単位は【 点 】ではなく【 ひも 】
・4/4 この宇宙はどこから来た? ブラックホールの底で【 ひも 】が振動する ?」

宇宙の実態が徐々に明らかになってきたのは、20世紀初頭。

今から100年ほど前だ。

たった100年足らずの間に、人類の宇宙に対する認識は根底から変わっていった。

自分たちがいる天の川銀河以外にも、無数の銀河系かあり、宇宙は膨張していて、初めはビッグバンがあって、終いにはその膨張が加速して雲散霧消するということが分かってきたわけだ。

そう、ダークマターや、ダークエネルギーも、この間に明らかになった知見だ。

有難いことに、それらの時間、空間的なスケールは、我々の人生が及ぶ範囲を遥かに超えていて、現在の人類文明そのものも、おそらく及ばないだろう規模なので、話として楽しむ以外に役には立たない(たぶん)。

しかし一方では、原子力エネルギーの開放が、人類の歴史の一時期を支配したように、物理学や天文学の知見が、文明の新たな扉を開くかもしれない。

まあ、その頃まで生きてはいないだろうから、何も心配することはない。

地球近傍に、知的生命がいそうもないことは、徐々に明らかになってきているし、浮沈子的には地球以外の生命が確認されることもないと信じているので、安泰である(宇宙戦争とか、心配することはない)。

夜空を眺め、月や星や、まあ、せいぜい太陽系内の惑星や衛星などに現を抜かしていればいいのだ。

系外惑星とかになると、たとえ何かが分かったとしても、物理的にそこに到達することは出来ない。

宇宙の始まりとか、終焉とかいう話になればなおさらだ。

しかし、浮沈子の関心は薄くても、世の中には奇特な方たちがいて、森羅万象を研究し尽くそうとしている。

それは、やはり、自らがどこからきて、何者であって、どこへ行くのかを知りたいという欲求があるからだろう。

(我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか)
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「背景:

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