試乗記
浮沈子が試乗したわけではない。
人様の試乗した記事を読むのも楽しい(悔しい?、羨ましい?、妬ましい?)。
まあ、どうでもいいんですが。
(ポルシェ911 GT3 RSとケイマンGT4、富士スピードウェイで徹底試乗【前編】)
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(ポルシェ911 GT3 RSとケイマンGT4、富士スピードウェイで徹底試乗【後編】)
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GT3RS(991型)とGT4(981型)の試乗記という、ハアハアしてしまう取り合わせだ。
自身がポルシェのオーナーであり、カップカーのドライバーでもある島下氏の記事というのもいい。
サーキットモードでの試乗記というのは、以前は、あまり関心がなかったが、たまに袖ケ浦で走るようになってから、ちっと気になるようになった。
いや、大いに気になる!。
サーキットで走らせて感じるのは、コーナーリングの際の荷重移動、タイヤの特性(タレや滑り)、いくらでも欲しいブレーキングパワーと、エンジンパワー。
要するに、前後左右の運動特性の高さだ。
袖ケ浦で、浮沈子が一番リラックスできるのは、メインストレートで、直進している時だな。
第1コーナーのブレーキングポイントが来るまでの間は、ハンドルを真っ直ぐにして、床までペタンとアクセルを踏んでいればいい。
それ以外は、いろいろやることがあったり、横Gに耐えたりしなければならない。
そんな経験を積んでくると、サーキットを速く走るための機械としてのクルマに、関心も出てくるし、自分のクルマを速く走らせたいという欲求も出てくる。
その先にあるのは、人のクルマより速く走らせたいという欲求になるんだろうが、そうなるとキリがない。
だって、向こうもそう思ってるに違いないからだ・・・。
まあいい。
浮沈子は、いつもドンケツで周っている。
それでも、十分楽しいし、自身のタイムの伸びや落ち込みに悩んでいて、人様のタイムを気にしている暇はない。
あのコーナーのアプローチは、失敗だったなとか、ヘアピンのコツが掴めてきたとか、そういうのが楽しいのだ。
83タルガは、エンジンフードをダックテイル付きに替えて、リアのダウンフォースを確保、フロントとのバランスを取った。
オープンでは、前が浮く(というか、後ろが沈みすぎるというか)感じだが、クローズ状態では悪い感じはしない。
最高速こそ、少し減ったかもしれないが、安定感は増した。
前輪がふらふらする感じは消えたといっていい。
横浜から引き取ってきたときに比べたら、別物になったといえる。
あの頃は、ハッキリ言って、まっすぐ走らせるのも大変だった。
今は、その速度域では、殆どストレスはない。
さて、33年後のポルシェは、もちろん次元の違う走りをしている。
「今回、自分では計測はしていないが、1周のラップタイムは筆者が今年走らせたタイプ997のカップカーの2秒落ちくらいだったという。市販車に公道走行用タイヤで、スリックタイヤの本物のレーシングカーにそこまで肉迫して走れるのだ。」
GT3RSというのは、並み居るポルシェのモデルの中で、まさしく公道を走るレーシングカーである。
市販される台数も限られ、お値段も高い。
(繰り出す)
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「車名:販売初年度:エンジン出力:排気量:車両重量
・996 GT3:1999:360-381 hp:3.6L:1350-1380kg
・996 GT3 RS:2003:381-400 hp:3.6L:1360kg
・997 GT3:2006:415-435 hp:3.6-3.8L:1394kg
・997 GT3 RS:2006:415-450 hp:3.8L:1375-1370kg
・997 GT3 RS 4.0:2011:500 hp:4.0 L:1360kg
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