さらば現実!?
2016-01-16


さらば現実!?


(さらば現実!VRヘッドセット『オキュラスリフト(Oculus Rift)』がすごそう)
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製品版が、3月28日に出荷されると報道されたばかり。

今日、秋葉原で見てきたのは開発版だが、今までの「目の前にある四角いスクリーン」とは、わけが違う。

天井から足元まで、360度、全天がスクリーンだ。

これは、驚愕の映像体験といえる。

音響は別のようだが、これにライトセイバーをアイテムとして連動させたら、スターウォーズもビックリだろうな。

ブン・・・、ブンブン、ブン・・・。

いや、リアルなアイテムに頼っているようでは、バーチャル度が足りない。

指の先までのセンサーを付けたグローブを付けて、仮想世界のライトセイバーを手に取るようでなければならない。

ブン・・・、ブンブン、ブン・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

ミレニアムファルコン号に乗って、機関砲を打ちまくる。

ドン・・・、ドンドン、ドン・・・。

仮想世界のR2−D2や、BB−8が、仮想世界に仮想現実の3Dバーチャル画像を映し出す・・・。

うーん、何か、ややっこしくなりそうだがな。

アバターのように、その仮想世界が現実世界とリンクして、リアルな夢を見るのだ。

ああ、アバターって、夢を見るんだっけえ?。

ソフマップの1階のDocomoの売り場には、韓国製のVRビュワーも置いてあったが、残念ながら具合が悪くて見ることはできなかった。

VRは、ゲーム市場でブレイクするのか?。

それどころか、VRでないゲームがなくなってしまうかもしれない程のインパクトがある。

四角いモニターでしか見ることが出来ない現実って、もう、ダサくて戻れない。

イヤホンやヘッドホンを着けて音楽を楽しむように、映像はVRモニターを着けて楽しむ。

おーーい、帰ってこーーい・・・。

遠くで呼ぶ声がしても、もう、この仮想世界から出る気にはなれない。

どこまでも続く火星の大地を踏みしめて探検は続く。

屈み込んで手を差し伸べれば、火星の土(土っていうのかあ?)を掬い取る感触と共に、目の前で指の間から零れ落ちる映像が・・・。

見上げれば、赤い色に染まった火星の空。

探査車に戻り、バーチャルな世界でスイッチを操作し(レトロですが、ここでは「操作」というバーチャルな「行為」を楽しむわけです)、目の前に映し出された仮想のモニター画面に映る火星の風景を見ながらローバーを運転するわけだ。

おーーい、帰ってこーーい・・・。

今、帰ってく途中なんだってば!。

えっ?、そうじゃないって?。

まあいい。

1日24時間、VRの世界に嵌る。

さらば現実!。

オムツを当て、流動食を流し込みながら、どっぷりと浸かろう。

ひょっとしたら、今、このブログを打ってるのだって、出来のいいVRアプリの上での話じゃないのかあ?。

思わず、両手を目の脇にやって、VRモニターが装着されていないかを確認する。

ああ、もちろん、首の後ろにプラグがないかを確かめる必要もあるな。

もちろん、マトリックスのように、出来のいいVRだったら、その程度の確認では馬脚を現すことはない。

黒猫には気を付けた方がいいだろう。

さっき、同じ猫が横切らなかったかあ?。

今年は、VR元年として記憶されることになるかもしれない。

その記憶自体が、VRの世界に「だけ」残ることになったとしても、浮沈子は、全く驚かない。

現実の世界には、もう、戻る理由はないのだから・・・。
[ノンセクション]

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