ホバリング、上手い!
といっても、ダイビングの話ではない。
(スペースX、今度は宇宙船の空中停止に成功)
[URL]
「ロケット噴射でわずかに持ち上がったまま、ほとんど動かない状態で制御されていることがわかる。」
(Dragon 2 Propulsive Hover Test:動画出ます:結構、音、デカイです)
[URL]
うーん、5秒くらいしか浮いてないともいうな。
PADIの基準では、クリアできんだろう・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
こいつが、実際に宇宙から帰還して、カッコよく着地するところを早く見たいもんだ。
2017年というから、もう、来年の話になる。
1段目の回収は、一応成功したことだし、問題は2段目の回収だな。
機械船は、元々回収しないようだし、どうせなら、そのまま軌道上に滞在させて、打ち上げられたロケットとランデブー、ドッキングさせて、再使用するという手もある。
ひょっとしたら、もう、そういう話になっているのかもしれない。
完全再使用ロケットが出来上がる。
さらに、ファルコンヘビーになれば、数十トンの衛星を、地球低軌道上に打ち上げ可能になる。
そこで、超大型宇宙船を組み立てて、火星に向かってまっしぐらというわけだ。
ああ、月の軌道上にコスモステーションが出来れば、燃料とかはそこで調達することになるわけだがな。
話が飛んだ(まあ、宇宙飛行ですから)。
このホバリングの映像を公開しているということは、もう、やる気満々ということなわけだ。
ボーイングの宇宙船の方は、さっぱりニュースがないし、シエラネバダの有翼機は、有人プログラムの契約は取れなかった。
オリオン宇宙船については、まだ、これからということになる(打ち上げ用のロケット(SLS)、ないしな)。
前回のテストの結果は良好だったんだろうか?。
(アメリカが打ち上げた新型宇宙船「オリオン」、何を目指しているの?)
[URL]
「スペースシャトルは何度も“使い回し”をしましたが、オリオンは一度限り。」
これは、何かの間違いだろう。
宇宙船自体は、10回程度の再使用を想定して設計されているはずだ。
「今回、帰還して回収されたオリオンは、このLASののテストに再利用されます。」
ったく、わかってないじゃん!?。
まあいい。
いずれにしても、有人だ。
浮沈子は、地球低軌道の短期滞在以外、有人宇宙飛行には消極的なんだがな。
もっと遠く、かつ、もっと長期の滞在ということになれば、リスクは飛躍的に増大する。
それは、ちょっと受け入れ難いに違いない。
ソ連、米国、中国だけが、有人宇宙飛行を自前で実施している。
我が国は、少なくとも向こう半世紀、そんなことはしないだろう。
たぶん、次はインド辺りが、有人飛行を成功させることになる。
ESAが独自に有人飛行を行うかどうかは不明だ。
米国は、民間企業に技術移転して、有人飛行を商売にしようとしている。
ロケットの再使用化で劇的にコストを削減し、宇宙船の再使用と、地球上の好きなところにソフトランディングできる技術で、世界をぶっちぎろうとしている。
5秒しかホバリングできなくても、それなら、まあいいか・・・。
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