ホバリング、上手い!
2016-01-22


ホバリング、上手い!


といっても、ダイビングの話ではない。

(スペースX、今度は宇宙船の空中停止に成功)
[URL]

「ロケット噴射でわずかに持ち上がったまま、ほとんど動かない状態で制御されていることがわかる。」

(Dragon 2 Propulsive Hover Test:動画出ます:結構、音、デカイです)
[URL]

うーん、5秒くらいしか浮いてないともいうな。

PADIの基準では、クリアできんだろう・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

こいつが、実際に宇宙から帰還して、カッコよく着地するところを早く見たいもんだ。

2017年というから、もう、来年の話になる。

1段目の回収は、一応成功したことだし、問題は2段目の回収だな。

機械船は、元々回収しないようだし、どうせなら、そのまま軌道上に滞在させて、打ち上げられたロケットとランデブー、ドッキングさせて、再使用するという手もある。

ひょっとしたら、もう、そういう話になっているのかもしれない。

完全再使用ロケットが出来上がる。

さらに、ファルコンヘビーになれば、数十トンの衛星を、地球低軌道上に打ち上げ可能になる。

そこで、超大型宇宙船を組み立てて、火星に向かってまっしぐらというわけだ。

ああ、月の軌道上にコスモステーションが出来れば、燃料とかはそこで調達することになるわけだがな。

話が飛んだ(まあ、宇宙飛行ですから)。

このホバリングの映像を公開しているということは、もう、やる気満々ということなわけだ。

ボーイングの宇宙船の方は、さっぱりニュースがないし、シエラネバダの有翼機は、有人プログラムの契約は取れなかった。

オリオン宇宙船については、まだ、これからということになる(打ち上げ用のロケット(SLS)、ないしな)。

前回のテストの結果は良好だったんだろうか?。

(アメリカが打ち上げた新型宇宙船「オリオン」、何を目指しているの?)
[URL]

「スペースシャトルは何度も“使い回し”をしましたが、オリオンは一度限り。」

これは、何かの間違いだろう。

宇宙船自体は、10回程度の再使用を想定して設計されているはずだ。

「今回、帰還して回収されたオリオンは、このLASののテストに再利用されます。」

ったく、わかってないじゃん!?。

まあいい。

いずれにしても、有人だ。

浮沈子は、地球低軌道の短期滞在以外、有人宇宙飛行には消極的なんだがな。

もっと遠く、かつ、もっと長期の滞在ということになれば、リスクは飛躍的に増大する。

それは、ちょっと受け入れ難いに違いない。

ソ連、米国、中国だけが、有人宇宙飛行を自前で実施している。

我が国は、少なくとも向こう半世紀、そんなことはしないだろう。

たぶん、次はインド辺りが、有人飛行を成功させることになる。

ESAが独自に有人飛行を行うかどうかは不明だ。

米国は、民間企業に技術移転して、有人飛行を商売にしようとしている。

ロケットの再使用化で劇的にコストを削減し、宇宙船の再使用と、地球上の好きなところにソフトランディングできる技術で、世界をぶっちぎろうとしている。

5秒しかホバリングできなくても、それなら、まあいいか・・・。
[宇宙]

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